2023年6月4日(日) 『エスター』 | 雪解けの先に広がる足跡

雪解けの先に広がる足跡

ADHDの夫とHSPの私。
2022年冬に北海道へ移住。
日々のできごとを綴っています。

銀色夏生さんの『つれづれノート』は12巻目に突入。
この巻は、前回読んだ時に挫折したきっかけになった巻だと記憶している。
生き物を飼い、合わないからと手放す巻だった気がする。
私は銀色さんのほとんどの考え方に共感できるし、同じ考え方の人がいるんだなぁ、と思うと嬉しくなる。
でも、この『犬を手放す』という思考だけはどうしても理解できない。
私は人一倍動物が好きなので、どうしても偏見の目でみてしまうだろう。
だから前回もこの辺で挫折したはずだ。
今回は一歩引いてゆっくり読み進めよう。

Amazonで買った間接照明の読書灯。
私が欲しかった色ではないけれど、ゴールドもなかなかいい。
軽くて充電式で、これはいい買い物をした。



今日は朝から母が私の夫に対してぶーぶーと文句を言っていた。
「氷全部使ったの、けんちゃんなのに補充していってくれない!」
その後すぐに父が来て、
「ティッシュなくなったー」と。
……なんなんだ、この補充しない男たちは……。
父はなくなったことをいちいち言うので、なくなったままにされるよりは把握できていいけれど、なくなったのがわかってるなら自分で補充してよ、と思うのが私。
今から買いに行けと言っているわけじゃあるまいし。

夫のけんちゃんは氷の在処を確認して謝ってたので、次からは補充するだろう。
でも父は絶対にしない。
こういうのは妻である母がやるべき仕事なのだ。

我が家の男尊女卑はすさまじい。
母は父がお風呂に入ったら、父の定位置に置いてある「今日一日使った湯呑みとポットと急須」を洗い、明日のために伏せてまた置いておく。
母としてはそれが当たり前で、「いつもここで使うから」置いてあるのだろうけど、同じ感覚で私たちにも同じようなことをしてくることがあり、それはそれで少し迷惑だし、申し訳なく思ってしまう。
自分でやるし、わからないことは聞くからほっといてほしい。

けんちゃんはというと、私の両親どちらかと火花を散らした時にすぐ家をインターネットで探し始める。
いい家があったとしても、今買えないのだから、今見るのは時間の無駄だと私は思うので、写真や感想をLINEで送られるたびにイライラしてしまう。
何年も前から変わらない。
「お金が貯まってから考えようよ」と何度も言ったけど、いつもそこに辿り着く様子。
今、「この家いいな!」と思っても、買えないし、そのうち他の人が住み始めて悲しくなるだけなのに。

夜はひとりで『エスター』を見る。
気になっていた映画。
惨い。
ただそれしか残らない。
エスター役の子は可愛かったけど。
家の中を間接照明にしすぎなのでは……というのが私の感想。
リピートはしないかな、でも初見では面白かった。