7月11日。
東日本大震災から4年4ヶ月経ちます。

暑い季節になりました。
この暑い中でも福島第一原発では廃炉作業に携わっている人が大勢います。
この暑い中で放射線を防ぐ作業服を身に着け、作業にあたられていること。
密閉された作業服の中、並々ならぬ緊張感の中での作業は想像を絶します。
そしてとんでもなく暑いのだそうです。
大変厳しい中で作業されている人のことを忘れてはいけない。
そのことを福島にいる人の言葉からあらためて気付かされました。
メディアからの情報だけでは伝わらない現実があることを改めて思い知ります。
とにかく忘れない事。関心を絶やさないこと。
そういう人が一人でもいることが何よりの助けだと、東北の人は言います。

生命ある存在は不思議です。
ある一匹の猿が芋を洗って食べることを始めました。
その場所と全く違うところにいる猿も同じ時期に芋を洗って食べ始めたといいます。
伝播したのか、同時に起こったのか。
科学的発見も同じ時期に全く違う国で同じ発見が成されていたということがあるといいます。
こういう同時に起こる共時性は生命在るものが本来ひとつで在ることを教えてくれているように感じます。関心を絶やさないこともこういったことと関わる気がします。何が問題解決になるかわからない。一人の気付きがどこでどう伝播するかわからない。一人の気づきや発見が同時に他でも起こるかもしれません。何が助けになるかもわかりません。こういった生命在るものの不思議さは希望と感じます。

梅雨はまだ空けていないけど、天気になると暑い日が続きます。
とにかく元気に、大事な事を忘れずに、この季節を過ごしていきます。





先日の康塾番外編”玄音ワークショップ”はリズムと今話題のソルフェジオ周波数についてやりました。

リズムはタンザニアの太鼓曲のリズムの構成を実演しながらやりました。全ての太鼓曲が基本リズムとメロディリズムから成り立つ事。そのメロディ的なリズムの元も基本リズムにあることを理解して頂きました。

さらにこのリズムを聴きながら、自分自身で手拍子で自由に参加してもらいました。その合わせ方に個性があります。表で取る人、裏で取る人、演奏者と同じように取ろうとする人、様々です。説明を聴いた前後で、リズムの取り方がまた変わっていきます。このリズムの変化、自由な動きは日常の動きや人間関係、はたまた脈にまで影響してくるのですから、リズムトレーニングはたまにやることで、ずいぶんと色んな事が見直せそうです。


(propano-ta.comより)

ソルフェジオ周波数は特注で作って頂いたプロパノータという楽器をつかいました。プロパノータはプロパンガスのボンベを加工して作られた響きの美しい楽器。その楽器に9段階の周波数が表現できるよう加工してもらいました。

ソルフェジオ周波数は古代の音階とされ、その周波数の作用がヒーリングの世界では特に注目されています。よく引用されるのが次のようなもの。

396Hz・・・罪・トラウマ・恐怖からの解放
417Hz・・・マイナスな状況からの回復、変容の促進
528Hz・・・理想への変換、奇跡、細胞の回復
639Hz・・・人とのつながり、関係の修復
741Hz・・・表現力の向上、問題の解決
852Hz・・・直感力の覚醒、目覚め
963Hz・・・高次元、宇宙意識とつながる

特に528Hzは太陽の発する音と同じ周波数で、最もパワフルな「愛の周波数」と呼ばれ、傷ついたDNAを修復するとも言われています。

これらの事にやたらにこだわるのはかえって意識的になり、本来の働きからそれていく気がします。今回プロパノータでこの音階を聴いてもらったのは、全く違った音階があるということを知ってもらいたかったのと、その響きを経験してもらいたかったからです。確かに不思議な響きです。意識がそらされるというか、何か枠が外れていくような感覚になります。

そしてワークショップの締めにはクリスタルボウルです。純粋に倍音の響きを表現するために作られたクリスタルボウル。ソルフェジオ音階を聴いた後にはちょうど心地良い響きです。

本来、こういった倍音や周波数の全ては自然界にあるもの。
特に熱帯雨林や森には人間の耳には認識できない周波数の音までも流れており、その音を人間は皮膚で感知しているといいます。広大で深い森に入ってしまえば、自然と癒し効果のある音に満たされているといえます。

今回参加者に音楽の先生をされている方がおられました。
小さい子の音感を上げる指導をされているのですが、最近の子は音感の悪い子が多くて、その要因が実は幼少期に森や自然にふれていない事にあるのではないかと、先生は話されてました。さらに生楽器の音の経験もなく、電子音か圧縮されたMP3の音源ばかり聴いてるので、感覚が育っていないと言います。小さい頃に自然に触れること、それは実は音に触れることでもあり、それが音感を育てることにも関わっており、音楽をするときの大事な前提なのだといえそうです。


我々もこのワークショップを通じて、とにかく生の音を経験してもらいたいと毎回話しております。身近で生のアフリカの楽器や太鼓に触れる経験はそうあるのものではないでしょう。特にダンスするわけでなく、自由に聴いてもらえる場です。音に豊かになることは感覚が豊かになることであり、それが健康にも関わっている、そう考えて開催しております。

毎回試行錯誤、我々も学んでいるワークショップです。
次回は少し先で9月25日です。



6月11日。
東日本大震災より4年3ヶ月。

何を成すにしても、魂がこもっているかどうかが肝であると言われます。
まして今東北だけでなく、日本全体のこれからを考えていく時に、魂あるかないかで動きも結果も変わっていくのではないでしょうか。

人間を人間たらしめているのは魂。とギリシャの哲学者は言います。
活動力の要であり、美しさの源と言われます。
その誰にでもあると言われる魂が輝いているか、発揮しているのかと問われれば、そうではないと感じることが多いのが現実ではないでしょうか。
復興はもちろん、自分の人生を豊かにしていくのにも魂が輝いてこそ。

ではその魂はどうした輝くのでしょうか。どうやったら元気になるのでしょうか。
現代の様な情報化社会においては様々な答えが提示されているようです。
が、ここではあえて古代から伝わることで考えてみたい。
それはギリシャの哲学が伝える事から考えることです。
汝自身を知れ。これはデルフォイの神殿に刻まれている有名な言葉。
さらには真理に向かえということ。これはさらに言うと真実を知れということ。
これらは結局、自分自身を知るという事に行きつく。その背景としての様々な真理があり、歴史の真実があるということ。

とても簡単でシンプルなことです。
がシンプル故に、本当の事、真実を知っているかどうか、よく考えたことあるでしょうか。

最近読んでる本にこんな事が書いてありました。
日本は島国で単一民族であると教え込まれていたけれども、はたしてそれは本当だろうか。
この事が声高く叫ばれ出したのは実は戦後であると言う。これは国が高度経済成長を実行するにあたって、中央集権的で労働力を画一化していくにあたって、ひとつの思想としてまとめられた流れがあるといいます。実際の日本は北海道・東北にはアイヌや蝦夷がおり、出雲や九州のクマソと言われる人々が独自の文化を形成している多元化社会であり、その歴史はその地域地域に実は着実に伝わっているといいます。これらは国と地方という事で、様々な問題が生じていることの背景にあることで、根は深いと考えます。

文化的・歴史的背景を知ることは自分が自分になっていった背景を知る事になり、身近な所では親や祖父母、さらに上の世代を知れるのであれば、どんな人がいて、何をしてきたのかなどを知るとより理解が深まっていきます。そういった意味でお墓は自分のルーツを知るひとつのきっかけになるし、思わぬ発見があるものです。昔からお墓をキレイにしていると問題が整理されていくと言われますが、それは問題の元が先祖からくることであったり、自分を見失うことから来るのであり、それがお墓を通じて、自己を見直すことから起こることなのかもしれません。

そういったことのひとつひとつが魂の輝きを取り戻すことになる。
古代ギリシャ哲学でシンプルに言われていることは人間とは何なのかのひとつの答えであり、それは人生を豊かに生きるための術でもある。そう考えます。

魂のこと。
霊とは違います。
このことをよく考えるだけでも魂は輝くのかもしれません。

東日本大震災から4年3ヶ月が過ぎ、復興だけでなく、国の在り方を問われる状況になりつつある昨今です。こういう時だからこそ、自分の事、その見えない核である魂を考える事は、きっと大きな道標になるのではないかと感じる日々でもあります。

とにかく元気に、活力漲って、未来へ向かっていく。
魂を考えることによって。