楽器24、楽器あるある
ご訪問
ありがとうございます。
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楽器について、色々覚書きしてます。
今回は
ちょっと閑話休題で
お茶を濁します〜(涙;)
YouTube動画で面白い動画を
見つけたので紹介します。
1、不思議楽器
2、楽器あるある
ほとんど動画リンクですので
ご注意ください。
楽器フェチの現役老人として
これらの動画は
「避けて通れない」(笑)
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世の中には不思議な楽器が数多く「生息」していますね。
各国に伝わる民族楽器も色々珍しいものがありますが、
YouTubeで創作楽器や不思議楽器、
あるある、を探してみました。
1、不思議楽器
♪♪♪ストリングラフィー♪♪♪
糸電話楽器?
ストリングラフィーとは、1992年に作曲家の水嶋一江氏によって考案されたオリジナル楽器で、その演奏法も含めた総称だそうです。
ストリングラフィーという言葉は、英語の「Strings」(糸、弦楽器)と「Graphic」(グラフィックアートの)の二つの言葉から作られた造語です。
糸電話の原理を使った発音で、絹糸の両端に紙コップを取りつけたシンプルな構造の楽器です。
演奏者は手で糸を擦ったり弾いたりして音を出します。
各糸ごとに音階が割り振られており、
ソプラノ、アルト、ベースの3っつの構成で演奏されます。
糸の長さは短い物で1M、最低音では13Mもあります。
会場全体に糸をはり、聴衆はその中に入って音楽を聴くという演出もできます。
セッティング例
水嶋一江氏
♪♪♪ウダー♪♪♪
小さな電子楽器
ウダー(Udar)は、宇田道信氏が発明した電子楽器です。
12角形の操作部を両手で持ち、左右の指を使って演奏します。
12角形の操作部に設置された「ロープ」と呼ばれる圧力センサーにより演奏する、独特の操作系が特徴です。
「ウダー」という言葉は、発明者の宇多川氏の名前からとった物だそうです。
宇田道信氏
ウダー解説動画
(画像にリンクあり)
「ロープ」は左右対称で、12角形の円柱に螺旋状に配置されており、一周で1オクターブの音程の変化が得られます。12角形の中心に平均率が発生するようになっていますが、圧力センサーは無段階に発音するので純正律でも演奏できます。
圧力センサーからの運指情報は、ウダーに繋がれた音源によって発音されます。
演奏法は結構難しそうですが、無段階に和音が変化したり、左右10指を使えたりとか、いろんな可能性を秘めていて、新しい音楽の世界が広がりそうです。
ウダー演奏動画
(各動画にリンクあり)
ウダリスト 宇田道信
♪♪♪パイプの音階♪♪♪
パイプを叩くといろんな音が出る
説明不要かな?
(各画像にリンクあり)
Blue Man Group - Drumbone (Melodifestivalen 2010 Sweden)
チャルダッシュ 2014/パーカッションパフォーマンスプレイヤーズ
♪♪♪シンフォネッタ♪♪♪
異形のバンドネオン
Symphonetta
ドイツ語のウィキペディア記事によると、クロマチックバンドネオンから派生したアコーディオン とのことです。
シンフォネッタは、ハンブルクのリチャード・シェラー (1845〜1929 )によって1890年頃に開発されたとのことです。
普通のアコーディオンのように呼・吸で違う音程はでません。ハンドルで蛇腹を押すことによって、発声します。
以前写真だけ見たことがありますが、資料が見つからず解説動画を見つけましたので、あげてみます。
解説者は、早川純さんというバンドネオン奏者で、2022年イタリア国際バンドネオン・コンクールで優勝した演奏家・作曲家です。
(画像にリンクあり)
不思議な蛇腹楽器シンフォネッタを説明してみた
シンフォネッタ演奏動画
(各動画にリンクあり)
OliverJaeger Live Kulturgut Winkhausen
♪♪♪テルミン♪♪♪
空間?で奏でる
テルミンは、1920年にロシアの発明家レフ・セルゲーエヴィチ・テルミンが発明した世界初の電子楽器です。
左右のアンテナに手を近づけたり、離したりすることによって音程と音量を変化させることができます。
レフ・セルゲーエヴィチ・テルミン
モーグ社製テルミン MOOG Etherwave
縦のアンテナの手の位置により音程を変化させ、横のアンテナの手の位置で音量を決めます。
アンテナと手の間の微妙な静電容量の変化を使って、音程と音量を決めているので、演奏家によって静電容量の変化が異なり、かなりの熟練を要する楽器と言われています。
テルミン演奏動画
(各画像にリンクあり)
♪♪♪オンド・マルトノ♪♪♪
鍵盤に加えた「波」とは?
オンド・マルトノとは、フランス人電気技師モーリス・マルトノによって1928年に発明された、電気楽器および電子楽器の一種です。
鍵盤型の電子楽器ということになりますが、第一次世界大戦が始まった1914年にモーリス・マルトノが真空管の振動原理に興味を持ったことが始まりで、パリのオペラ座で初めて演奏会が行なわれたと言われます。
モーリス・マルトノ
(着席している人物)
オンド・マルトノ
(第7世代モデル)
鍵盤またはその下につけられたリボンを使って音程を指定し、スイッチを押すことによって音を出す仕組みです。
このため両手を使っての同時演奏や和音には対応しておらず、基本的に単音のみの発音となっています。
音声は種類の違うスピーカーから、それぞれ特徴のある音が出るようになっています。
左手部分はトゥッシュと呼ばれる音色を変化させる機構
オンド・マルトノ演奏動画
(各画像にリンクあり)
クラシック・ニュース 大矢素子(オンド・マルトノ)どのような楽器であるか?
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2、楽器あるある
クラシックにしても、ポピュラーにしても演奏家や学習者にしか分からないことってありますよね。
そんな「楽器あるある」の動画をYouTubeに上げている方を見つけました。
♪♪♪ YouTuberゆかてふさん♪♪♪
(画像にチャンネルリンクあり)
ゆかてふさんは、福岡出身の音楽系+α のYouTuberさんです。
ゆかてふさんのYouTubeチャンネルは、
楽器フェチの現役老人としては
絶対外せないチャンネルです。
面白くて、
興味津々で、
なるほど!で、
知らなかったぁ!で、
私の楽器フェチ狂が
さらに、
進んでしまいます。(笑)
ゆかてふさんのYouTubeチャンネルから
動画リンクのご了解をいただいたので
いくつか紹介します。
※各画像にリンクがあります
♪♪♪弦楽器あるある♪♪♪
チェロの人にしか伝わらないあるある
現役老人は色々楽器についてブログに書いてますが、
「演奏家」ではないので
なかなかこういう「〜でなければ」
といった記事が書けません。
各楽器の演奏家やオーケストラ、ブラスバンドなどの団員ならでは、と言うことは
なかなかわからないですね。
久々に、とても面白い動画を拝見しました。
ゆかてふさん、
ありがとうございます。
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さて最後に、
不思議楽器といえば、
アートユニット 明和電機
さんを忘れてはいけませんね。
「オタマトーン」の明和電機さん
ナンセンス・マシーンから、オタマトーンへ至り、
海外にも知られた存在ですね。
こんな動画があります。
(各動画にリンクあり)
【和訳】スペインのゴット・タレント、予選に持ってきたのは東京のお土産で... | Got Talent España 2021
明和電機 最新作
シャモベースキット 組立て動画
新作楽器のパフォーマンスが
とても面白くて、
アイデアと意外性に富んだ
アートユニットですね。
世の中
不思議が
いっぱい!
日々新しい楽器が
出来ているんですね。
電子楽器の進化が著しいですが、
自然な「音」の楽器が、
色々工夫されると
面白いですね。
何か
作って
見ようかな〜?
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ご訪問ありがとうございました。
今回も怪しいとこがあったかも
しれません
?な内容がありましたら
ご指摘いただければ
訂正して
さらに勉強させていただきます
記:現役老人
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