こんばんはNachillです。
今回から気体分子運動論について解説します。
気体分子運動論を学ぶ意義といしては、
分子運動という微視的(ミクロ)な分子の振る舞いから、
圧力・温度といった巨視的(マクロ)な物理量の本質を理解することです。
それでは気体分子運動論を見ていきましょう。
【気体分子運動論における3つの仮定】
①気体は質量を持った絶えず乱雑な運動をしている
②気体分子の大きさは移動距離と比較して極めて小さいため無視できる
③気体分子同士は衝突のとき以外は相互作用をしない
【気体分子運動論の流れ】
気体分子運動論には下記のように決まったパターンがあります。
①1個の気体分子の1回の衝突による力積を求める
②1個の気体分子から拡大し、圧力を求める
③さらに3次元に拡大
④出現した式に種々の方程式を代入し、様々な関係を見つけ出す
次回へ続く...