サラリーマンを辞めてから、だいたい四半期が経過しました。
その中で勉強になったことは、ざっと以下のようなことでした。
・ビジネス→プロダクトの順番で進めていく
起業家がよく陥るミスらしいのですが、
それは、ニーズの確証が取れていないのに、まずWebサービスやパッケージ商品をつくるところに時間をかけてしまうことです。
つまり、デザインやサービス内容に磨きをかけることに時間をかけてしまっているということです。
実際には、まず名刺と紙ペラの資料くらいで、とにかくお客さんになってくれそうな人に会いに行ったほうがいいです。
もちろん、全員がこれに当てはまるわけではないです。
当然、開発が得意な人は、モノを作るところから始まります。
しかし、ある程度の実装で早々にローンチしたほうがいいです。(アジャイル的開発なんて言いますね)
これは、起業経験が無いのに、いきなりヒット商品をつくることは出来ないという考え方からきています。
3か月たちましたが、僕はつい最近指摘を受けました。(逆に今指摘を受けてよかった)
・自社が出来ることは検証まで
上の内容と被りますが、自社ができることは検証までです。
事業の進行は、仮説→検証→結果と流れていきますが、価値があるかという結果は、最終的にお客さんが決めます。
なので、より良い結果を得るためね、些細なことで悩んだりして仮説を磨くことに時間を取るのは意味が無いのです。
とりあえず、思いついたら行動してみて、駄目だったら辞めればよいということになります。
・投資家に会ってみると世間の声が聞ける
初めて投資家に会って自分のビジネスの話をするのは勇気がいります。
でも投資家は成長する企業、成長する社長、逆に、失敗する企業や勘違いしている社長をたくさん見てきているので、その反応は非常に役に立ちます。
それにお金が絡むのでシビアです。
投資家から投資を受けることができたら、それなりに世間からの信用も獲得していける可能性があると捉えれると思います。
誤解の無いように言葉を添えておくと、投資家も見誤ることもあります。
また、ベンチャー企業だけでなく、シード期という早い段階から投資をすることによって、沢山の企業に投資して、そのうちの企業が大当たりして投資元本以上のお金を回収するような、ある種、確率論をもって投資することもあります。
でも、お金を投資してもらえるということは、少なくともその金額に応じた信用力や可能性があります。
友達に話してみるのとは別の切り口で解答をもらえ、こちらとしては、耳が痛いこともあります。
・初期投資は極力かけないほうがいい
これは、僕がお世話になっている経営者からしつこく言われたことです。
起業すると最初は貯金で生きていくことになります。
貯金がなくなればゲームオーバーです。
なので例えば会社のホームページを作成するのに、Web制作会社に10万払うとか、そういうことは絶対にするなということです。
ぶっちゃけ交通費くらいしか事業を進めるのに使いません。あとはパソコンの電気代くらいです。まずは仮説をもって客先に直行です。
・努力で解決するな
僕は、サラリーマンの時、ものすごく顧客回りをしていたし、業務の効率も常に考えていたので1日の仕事量には自信があります。毎日モチベーションも高く、数字へのコミットメントも高かったです。
でも、よく考えると、僕が考えたビジネスを僕が大量にこなして、モチベ高く数字をやりきる。
僕以上に、モチベーションを高く持って入社してくる人はいないので、まず事業を太くすることはできません。誰でもできる仕組みにしないといけないのです。
・とりあえず生き残れ、起業家として
これもお世話になっている経営者から言われたことです。
とにかく起業家として生き残れば、いずれ何かがやってくるということです。
すべてを運任せにすることは他力本願ですが、最終的に運が影響することが少なからずあります。
とりあえずリングで立っていれば、大戦相手が勝手にコケてくれる可能性があるのです。
という感じで、サラーマンを辞めて、初めて見えてくる世界があります。
ステージが上がったというよりも、別のステージから物事を見るようになったという感じです。