ども
カトレアです
月日は早いものでインドに行ってからすでに七ヶ月も経っています
早いですねー
前回の日記からも六ヶ月も経っているわけで、果たしてインドの話を書き終えるのに何年かかることか
というわけで無事個人的仕事納めも終わり、本日から13連休という社会復帰困難な冬休みに入ったということでこれまた久しぶりに日記書いていこうと思います
ここで別の話をしだして本題に入る前に力尽きるのがいつもの流れなので今回はさくっと旅行の話に入りたいと思います
成長したな、自分
ちなみに今回日記を書くにあたり写真の整理をざくっとしたのですが、このインド旅行だけで2,375枚写真撮ってました
これは日記書くの遅くなってもしょうがないな、うん
4/28 8:10 羽田空港
実に三年半ぶりぐらいの海外旅行となります
やはりこの出国前のこの感じたまりませんねー
久しぶりすぎて一人きゃっきゃしてました
この空港内の椅子に寝てる姿も懐かしすぎてテンション上がります
なんか空港内の免税店前に漂う香水らしき匂いですら懐かしさを覚えます
「初めて」ってのは新しい知識/経験が増えて興奮度高いですが
「久し振り」ってのも同様に興奮度が高いので二度美味しいですね
そして今回「初めて」の経験となりますが
ANAラウンジを使用しました
2019年11月に私、ANA修行を無事終えましてスターアライアンスゴールドメンバーになることができました
半分以上海外出張のおかげですが
よーし、これから色んな国で原付乗りまくるぞーと思ってたらご存じの状況となってしまったため、三年半越しに高い年会費払ってまで維持している恩恵を受けれることになります
では、さっそく
うん、これは凄い
めちゃくちゃ良かったです
お寿司食べ放題とかどゆこと？
しかもめちゃくちゃ美味しいし
もう事実なのでこの段階で言っちゃいますが
この旅中の食事で一番美味しかったです
機内食断ろうか迷うぐらい爆食して旅立ちました
みんなすっとゲート通過している中、何故か私だけ止められてビザを確認させてくださいという状況となりました
一瞬寿司とカレーだけ食べて家に帰ることになるのかとヒヤッとしましたが特に何か問題があったわけでもなく5分ほどチェックを受けたのち無事飛行機に搭乗しました
そして飛行機に乗ること10時間
インド到着
とうとうやってきました修羅の国インド
この海外の空港の雰囲気も堪りません
そしてこの暑さと人混みとうるささといったら
もう最高です
早くもっとうるさい所に行きたくてしかたがありません
ただここで一つ問題が発生しました
今回のインドでの通信手段としては
eSIMのUbigiというサービスを利用しようと思って日本で3GB/30日/$18のプランを購入して事前設定をしていたのですが、一向に電波を掴まない
eSIMで使えなかったことなかったので空港のwifi情報とかも全く調べずに来てしまったので、wifiとかも見つけ出すことができず、何かを調べることもできない状況となってしまいました
空港から市街地まではUberで行こうと思っていたのですが、ネットが使えないので、とりあえずは電車で市街地に向かうことにしました
基本私の旅のスタイルとしてはそこまで綿密に調べてから行くということはなく、なんとかなるっしょという感じで現地に行くので久しぶりに前知識無しで追加情報を仕入れることも出来ずドキドキしながら海外をウロウロすることができて興奮しました
この歳になってしまうと、まぁある程度のことは経験してきたので海外一人旅だったとしてもなかなかアワアワすることが出来ず新鮮な気持ちってなかなか味わえなくなるっているので、このアワアワは貴重ですね
かといってじゃあ最初っから通信手段持っていかずに行けばいいかというと、そういうことでもなく想定外の事象が発生して、自分でなんとかしなくちゃいけない状況に一気に陥ってしまうのがいいんですよねー
もちろん想定外事象発生中は焦っているので何一つ嬉しくはないですが、無事解決してほっとして少し経った時にじわじわーと興奮してくる感じです
決してドMとかってわけじゃないのでよろしくです
また現金のルピーに関しては日本での両替はできないので現地で両替する必要があります
多分電車は現金が必要かなと思いレートは悪いですがとりあえず空港で両替をしてしまうことにしました
これ、20分ぐらい待ってます
一人一人にかかる時間がめちゃくちゃ長い
そして普通に割り込み発生したりしたので結局諦めました
ATMのキャッシングという手段もあるのですが、なんかインドのATMにカード入れたら戻ってこない気がめちゃくちゃして怖すぎてやめました
空港内で両替所探したり、Wifi探したら行ったり来たりもしたのでこの段階ですでに空港に1時間30分ほどいます
さすがインド
今まで18カ国行ってますがこんなにも空港から脱出するのに時間かかってる国初めてです
もうしょうがないのでクレジットカードで電車乗れることにかけて駅に向かうことにしました
まぁ普通にスマホに関してはeSIMじゃなくてキャリアの国際ローミング機能使えば普通にネット使えるのでそれ使えば一瞬で全て解決するのですが、その場合事前に購入した$18が完全に無駄になることになり、時間的損失とか色々なことを加味するとたかが$18となりますが、謎の貧乏性が発動して絶対に$18損しない精神となり、通信手段なしの状態でWifi求めて中心街に向かっている状況となります
とりあえず駅向かいます
写真撮ってるとめっちゃみられますね
なんかこういうめっちゃみられる感じ、世にも奇妙にとかの話にあったようななかったような
駅に向かう途中、警備員らしき方がいたのでクレジットカードで電車乗れるか聞いてみたのですが、
警備員「GoGoGoGo!!」
カトレア「いや...電車乗るのにクレジットカード使えますか？」
警備員「GoGoGoGo!!」
どゆこと？
使えるかどうか聞いてるのに駅の方指さすだけだし
使えるから行けばいいってこと？使えると一言言ってくれれば安心してこの長い道のりそのまま進めるのに
そう思いながら進むと別の警備員の方がいたのでもう一度クレジットカード使えるか聞いてみました
警備員「GoGoGoGo!!」
私は質問することを諦めました
とりあえず駅に着いてドキドキしながら切符を買う列に並びました
券売機のようなものはなく、一人一人駅員にどこまで行くかを伝えてそこでお金を払う感じだったのですが、前に並んでいる人たち全員現金で切符買っていたので途中めちゃくちゃ不安だったのですが、自分の番になり行き先言ってクレジットカード見せたら普通に処理してくれたのでなんとか通信手段なし、現金なしの状態で電車に乗ることができました
電車はドアからはみ出ながら乗る必要もなく普通に座れたので安心しました
そして無事New Deli駅到着
もう最高
このごみごみした感じ、堪りません
久しぶりの海外一発目をインドにして良かったなーとこの雰囲気を味わって心底思いました
無事New Deli駅に着いたので早速Wifiを求めてショッピングセンター的なものが近くにありそうだったのでそこを目指して歩き出します
駅の向こう側だったのですがどうやって向こう側に渡るのか不明で迷ってると一人のおじさんがどうした？という感じで話しかけてきました
ショッピングセンターに行きたい旨を伝えると道のりを教えてくれたのですが、激しいクラクションの音と独特のインド英語と私のリスニングスキルの三重苦で何を言っているのか全くわかりません
何回聞いても全くわからなかったので、とりあえず頑張る的なことを言うと何か書くものあるかと聞かれたのでメモ帳を渡すと地図を書き出してくれました
そして地図を書いてくれた後、ここまでだったら20ルピーでトゥクトゥクで行けるからトゥクトゥクで行こう。トゥクトゥク乗り場まで案内すると言って連れてってくれました
なんてお優しい方なんでしょう
トゥクトゥク乗り場に到着するととある運転手に話しかけて先ほど書いてもらった地図を見せて、そのメモに20ルピーと書き足して渡してくれました
これでここまで20ルピーでいけるから大丈夫だと
初っ端からなんていい人に巡り合うことができたんだろう。やっぱ旅行中の人との触れ合いってのはいいものですね
記念に写真を撮りました
どうやらシャイな方らしくカメラを向けると手で顔を隠してしまいました
現金持ってないけど大丈夫かと聞くと途中で両替所によるから大丈夫とのこと
これで通信手段問題は解決してませんが現金問題はなんとか解決しそうだったのでだいぶ一安心しました
ではトゥクトゥクに乗って移動です
道中、運転手の方がずっと話しかけてくれました
どこから来たのか？インドは初めてか？何日間いるのか？どこいくのか？インドはどうだ？とかとかとか
会話中もいいリアクションをしてくれてめっちゃ笑顔で話しかけてくれてだいぶ楽しい感じで会話をしました
会話の途中途中でしきりにこう言ってきます
あなたはとてもハンサムだ。ムンバイのアクトスターみたいだ。
なるほど、インドでは私は結構イケてる感じなのか。ふむふむ
インド最高だな
なんて会話をしながらしばらく走っているとどうやら両替所についたらしく、両替が終わるまでここで待ってるから両替してきなと言われたので言われるがまま両替所らしき建物の奥に入っていきました
どうみても旅行代理店でした、ありがとうございました
この外からの写真、色々終わった後に出てから撮ったのですが到着した時は入り口ギリギリに停められたので外観が全くわからなかったんですよね
なのでがっつりTOURISM INFORMATION CENTERって書いてあるのには気付きようもなく、そのまま中まで入ってしまった感じです
最初中に入るとまずは座ってくれと椅子に座らされどんなプランでインド巡るんだと言うことで旅行プランを事細かく聞かれました
最初はプランを聞いてトータルでどれくらい現金が必要そうかを考えてくれてるのかなと思って、なんて親切なんだと思いながら予定を話していたのですが、次第にアグラではこういうツアープランあるんだけどどう？って感じの話になったのでこの瞬間にあ、はめられたと気付きました
気づいた瞬間、私は唐突にアホになりました
インド人「What are you doing in Agra?」
カトレア「What is Agra?」
とりあえずただでさえリスニングできてないのに急に全く聞き取れなくなったり、India is big みたいな本当に訳のわかない返答をしだします
そうすると対応していた人が急に立ち上がり奥の方からもう一人連れて戻ってきます。
インド人B「どうも初めまして」
なんと日本語ペラペラなインド人を連れて戻ってきました
ちょっと感動してしまい状況を忘れて普通に話してしまいました
なんでそんなに日本語上手なのかとか日本に何年いたことがあるのかとか日本企業でどんな仕事してたのかとか
そしてふとした瞬間思い出します、いかんいかん
さっきまでお互い日本語で話し合っていましたが急に私は英語で話そうとしてます。そして日本語で話しかけられてるのにすみませんもう一度お願いしますと何回も聞き返します
結果こいつは駄目だという判断になったのでしょう、さっきまで満面の笑顔でニコニコ対応していたのに急に真顔になり帰れという感じになりました
とりあえず両替自体はこうなる前にしてもらっていたので当初の目的は達成できて現金はゲットです
今思うと両替自体のレートはそんな悪くない感じでやってくれてたのでここまでのことしておきながら微妙に良心的なのは謎ですね
少しの間拘束されましたが、無事外に出てこれることができました
なるほどこう言う感じでぼられるのか
いい経験をしました
こう言う時は決して相手に不安そうな顔を見せてはいけません。満面の笑顔でヤバいやつを演じるのです。そして相手に恐怖心を与えるのです
とはいえこれもこれまで海外一人旅で色々経験してたので対処法としてわかっていたので今回はなんの被害もありませんでしたが、初めての旅行でこのパターンだったら多分高額ツアー組まされてたかもしれませんね
何が言いたいかと言うと皆さんもぼったくられたりしないよう海外でたくさん原付旅行しましょうということです
なんかこのやりとりでどっと疲れたのでショッピングセンターとかインド門とか見ることなくホテルに直接向かうことにしました
運転手はずっと待っていてくれたらしく、先ほどのトゥクトゥクに乗り、ホテルに向かうことにした旨伝えました
そして運転手が話しかけてくるのです
どこから来たのか？インドは初めてか？何日間いるのか？どこいくのか？インドはどうだ？とかとかとか
どゆこと？
さっきめっちゃその話で盛り上がったじゃん。え？忘れちゃったの？あんなにハンサムだって言ってくれたのに
そして気付きます
・さっきの運転手
・今の運転手
別人でした
いやーこれぱっとみ同一人物でしょ。写真見返しても同一人物と思えるし、気持ちちょっと痩せた？って感じだし
そしてなんとこのワードを言ってくるのです
あなたはとてもハンサムだ。ムンバイのアクトスターみたいだ。
この瞬間私は全てを悟りました
あー、インドでも別にハンサムってわけじゃなかったのか...
信じて自己肯定感いい感じにあがってたのに...
ここで皆さんにとても役立つインド人いい人悪い人見分け方をお教えしたいと思います
インドに一週間いてほとんど当てはまっていたので結構有益な情報だと思います。是非インド旅行の予定がある方は試してみてください
見分け方その１
写真を撮る時、顔を隠す人だいたい悪い人
見分け方その２
やたらハンサムだと言ってくる人だいたい悪い人
ハンサムだと言ってくるパターンはUber等でトゥクトゥクを手配せず街中でウロウロしているのを捕まえる際に一つの目安にしてもらえればと思います
写真に関してはこれほとんどそうでした。基本インド人は写真一緒に撮りたがりなので積極的に映りたがってきます。
ただ駅でぼーっとしてたりするとめっちゃ話しかけられて、いろんな話して少し仲良くなって一緒に写真撮ろとして拒否する人はだいたいその後いいチャイ売っているお店がこの近くにあるとか、買わせようとずーっと着いてきます
一度勧誘を振り切って、そのまま10分近く駅周辺をぶらぶらしていたのですが10分近くずーっと後ろ着いてきてました。ちょっと後ろの方からずーっと着いてくる感じだったのでなんかカルガモ思い出してちょっと可愛いと思ってしまいました
なので実は最初の優しいと思っていたおじさんからすでに私をカモろうとしていたわけで、計5人の連携プレーで誘導していたかと思うとある種の感動すら覚えます
というわけでこの今の運転手もメンバーのうち一人ということになるので、当然のことながらホテルに到着して降りる際にも問題が発生します
到着したので乗る前に言われた20ルピーを払おうとしました。すると運転手はさきほどおじさんが書いてくれた地図のメモ帳を見せてきました
いやいやさっきおじさんが20って書いてくれたじゃん。20ルピーでいいんでしょ、ほらさっさとうけとっ...
えーなんか20ルピーの後ろに00が追加されて2000ルピーになってるんですけどー
いつの間にか100倍になってました。約34円が約3,400円になっています。そう考えると20ルピーってめっちゃ安いな...
これには思わず見た瞬間笑ってしまいました。後ろの00だけめっちゃ筆跡違うし雑だなーと
2000ルピー払えとメモ帳見せながら言ってくるではありませんか
そしてここで怯んではいけないのです。相手は凄みを利かせてきますがこちらも負けじと凄みを利かせます。相手が引くくらいの逆ギレをかますのです。瞬間的に。めちゃくちゃ早口で日本語でひたすら怒り散らかすのです。普段日本では開放することのない自分をここで開放するのです
そうすると相手は諦めます。あまり反撃されたことなかったのだろうかかなり怯んでました。そしてそのまま20ルピーを受けっとて走り去っていきました
よくよく考えると行き先をホテルに変えてだいぶ距離長くなったのに20ルピーだけってのはちょっとあれだったのですが、カモろうとしてたのでまぁいいでしょう
と言う感じでまさかの二連続でぼったくり未遂にあったりして流石インドという感じです
なんかもう初日から色々ありすぎて本当に疲れました
結局$18をサクッと諦めて国際ローミング使っていればこんなことにはならなかったなと思い、トゥクトゥク降りてすぐ国際ローミングをonにして通信手段をゲットしました
とりあえず何においても海外に着いたら通信手段と現金を確保することを第一優先にしようと心に誓いました
そして本日泊まるホテルです
今回のインド旅行はすべてのホテルをいいホテルに泊まってみることにしました。日本のホテルと比べてかなり安く泊まれるのでだったらせっかくなのでいいホテルに泊まりまくろうというコンセプトです
果たして五日間何事もなく、そして腹を壊すことなく過ごして無地日本に帰れるのでしょうか
次回 インド一人旅 二日目（ニューデリー → ムンバイ） カオス編
では