無駄
無駄なことだな
無駄なことやめろよ
無駄な時間を過ごしたな
この「無駄」ということば、「無駄でない」ことを内包している
「無駄でないこと」っていったい何なんだろ
無駄でないことがはっきりしないのと同じように、無駄なこともまたはっきりしない
はっきりしていないもの同士をもって、これは無駄だとするのもまた至難だ
旅に例えればそれは「知らない路地裏をぷらぷら歩く」「初めての浜辺で寝転がる」「放浪する」
そんな感じか
目的地へ最短距離で行くことが旅の目的ではない
旅は旅をすることがそのものが目的なのか
そもそも無目的な旅があってもいい
その旅が何だったのかが旅の終焉でないとわからないように
何が「無駄」で何が「無駄でない」かは今現在ではわからない
それは未来が決めることなのかもしれない
一見無駄に見えるものの中に無駄でないものが含まれている
「無駄」と「無駄でない」は一つの球体でしかない
それが正しいかは別として
そう思いたい