最近、心がけてゆっくり歩いている。
一冊の本も、心がけ、味わうようにゆっくり読んでいる。
少し速度を落とし歩いていると、流れがわたしを追い越してゆく。
その時、わたしと流れの間に少しの差が生まれる。
そうして何日か過ごしていたある日、ふと気づいたことがある。
わたしには真剣に打ち込めるものがあり、少ないけれど信頼でき、そのことについて本音で繋がれる人々がいる。
わたしは恵まれているのではないか。
価値観はそれぞれだから、わたしの角度は他の人とは違うかもしれないけれど。
わたしには好きなことがあり、共通の価値観念の中に心を置き、繋がれる場所がある。
それは静かで目には見えないけれど、心の奥ににしっかりとある。
わたしは恵まれている。
心の大きな人ならば、その恵みを他の人に還元してあげようと考えるのかな。。
わたしにはそんな力はないので、今は自分を見つめているだけだけれど。
いつか成長して、わたしなりの方法で、わたしなりの表現でそれができたなら、埃のようなわたしでも少しは役に立てるのではないかと願う。
少しだけゆっくりと歩くことだけでも、時間の流れは変えることができる。
それは時計の時間ではなく、心の流れのようなもの。
追い越してゆく人々の後姿の中で、ふとそんなことを感じた。