お習字修行人です。写真は本文とは関係ありません。
修行人も最近修行してる暇がなく開店休業状態で、ギリギリ競書だけ出してるみたいな感じです。まあサラリーマンなのでと言い訳しておきます。
Nペン研究会師範を取った後、どうするか?どうするって練習を続けるしかない
んじゃないの?というのが、習っていると見えてくるのではないかというのが
お習字を続けている人の視点ではないか、と最近感じるようになりました。
そこで師範取得後の豆知識みたいなものをつらつら書いてみます。
まず
・師範は通過点である
・師範試験に通った人の書く字が全てハイレベルという訳ではないので
みなさんそこは記憶に留めてください。もともとがハイレベルで、さらに
Nペンの師範を取得という人は沢山います。また実力は、肩書きだけでは
示せないものがいっぱいあります
人に教えたい場合
・師範免状をきっかけに教室を始めたい人は良い機会
・しかしなんでもそうだけど、ただ看板をかけても習いたい人が集まるわけではない
・初めは子どもさんとかママ関係の口コミで生徒さんが来るパターンが
多い
師範会というのがある
・Nペンは、師範試験に通ると師範会への入会案内がきます
・師範会に入ると、その会費でペンの光を購読する形になります。
・それプラス、指導者のための競書誌?が年3回届きます。超ハイレベルです。
修行人はこの本は戦う前に討死しました。
・師範会料は、ペンの光、「果櫚」(指導者向け勉強誌というか競書誌)プラス
カレンダーがついてくる料金と考える)一般師範会員は13000円(1年毎)
(2021年現在)
・Nペンは、規定部、筆ペン部、かな部と師範試験があり、試験合格後の、初回登録料はそれぞれの部に必要になりますが、師範会は一つです。それぞれの部に毎年納めるわけではありません。
お間違えの方がいらっしゃるので、念のため。
結局
・師範を持っていても、普通に競書を出して勉強を続けている人も沢山いらっしゃることを念のため付け加えておきます。いま続けている方は、師範取得後どうしたいか?を視野に入れてもいいかもしれません。
余談
・師範会に入ると、展覧会への出品のお誘いがきます。
いやらしい言い方ですが、展覧会の出品は、箔付という要素はあると思います。(段級が若い方の方が、がんばりが入賞に比例しやすいとは思いますが。)
出品は、(大人の場合)師範取得した方がその組織で頑張る、という意思が強い人はより価値があるものになると修行人は考えます。他の組織に属したりすると、賞の価値、というのはそれほど及ばなくなると思います。