写真は本文とは関係なく、「Sの光」(笑)という競書誌の級位クラスの競書です。
さて修行人にそれが語れるのか?という不安いっぱいのタイトルです。
ここの検索ワードを見ていたら、ペン習字 独学とかあったので、一応アドバイスみたいなのを書いてみようかと思いました。ペン習字は、書道と比べると比較的独学でもマスターしやすい分野とは言われますね。
ペン習字業界で有名な方(特に昨今はネットで)も、独学でここまで書かれているのか、すごいなーって人は確かに何人もお見かけしています。
ただ、修行人の考えをいいますと、「ペン習字に情熱を注げて、習いに行かなくてもすごい練習時間を確保できる人」は、独学で、わかりやすい基準でいうと師範レベルまで到達されると感じています。
普通でいいのなら、独学おおいに結構。
なんですが、ある程度のレベルまで行くと、やはりそれ以上に上手な人の目で見てもらい、添削してもらうという事が必要になってくるのではないか?と思います。
確かにもともと得意、とか素質のある人というのはいらっしゃるとは思います。
競書誌を見ていますと、ものすごいスピードで昇級昇段、提出する作品は常に写真版レベル、という人もお見かけしますが、修行人自身の経験と、今までお稽古に行って周囲の人を見てると、やはりおいそれとは昇級昇段しなくなる人の方も多いのではないか、と思います。
それを克服するには・・お習字の上達は、とにかくあきらめない事ではないかと思います。何年かかっても、10年それ以上かかってでも、一歩でも前に進むぐらいの気持ちが必要ではないか、と未だに感じています。(修行人も、今現在、スランプに陥っている分野があります)
自分がここまでのレベルになりたい、というのがあれば、それに近づけるようにするには、好きなように書いているだけでは限界が出てくるかもしれない、というのが今感じている事です。
次回その(2)は、技術論・・さて語れるのでしょうか