5月より始めたN学園の課題、かなと漢字を提出すれば一応決められた過程は終了です。次どうしようかなー

前の記事の続きを簡単に。私の師匠・・ではないのですが、最近勉強会でお世話になっている年配の先生(書道会でかなり活動されている)のお話概要

・ペン字人口は減少している

・ただ自分の知り合いは結構な弟子をかかえている人もいる

・今自分はここでかなペン字を指導しているが、競書誌で実力がついてきたら毛筆かなも取り組んでもらえたら

・これからの人は、専門を深めることも時間を作り守備範囲を

広げるのも一つの道

・(師範位ぐらいになったら)展覧会での賞をめざし、審査員になる力をつけておき、先輩の後が引き継げるぐらいの力を持ってほしい

・今何をすると将来有利かを考えて練習する

だいたい概要はこんな感じです。

私はまだ師範取って間がないし、他の団体で書道をやっていた人ではないので、よくわからない部分もあるのですが

ペン字人口はそうだろうと思うのですが、添削してもらう時にかなを教えてもらえる先生は少ないです。修行人も今の先生が引退されたら、競書を見てくれる人がいない、とちょっとびくびくです。

自分の団体で発表しているレベルの高い方々も、実用書道、筆ペンに力を入れられている感はあります。

実用書道を極めた方が、わずかでも一般的な「仕事」には繋がる見込みもあるでしょうしね・・(金銭発生を問わず)一般の人にもわかりやすいし。

 

※(追記)

かな書道だけで身を立てようとすると、需要が多そうには見えないし、大変なのでしょうね・・そんな中でかなをやるメリット・・うーん修行人が思うのは、実用書道ってすごい沢山本も出てるし、講座もあるし流派会派もたくさんあるし、その中で抜きん出るとしたら、守備範囲を広く持つのもこれからの時代は必要かもしれません。

あと昔の文書が読めるようになる、ひいてはデザイン感覚もかなで身につくのでは?と密かに思ったりします。

かな、小筆をやる人はあの書道スタイルに惹かれ、形から入る、それでいいのかもしれないですけどね。

修行人、かな部競書は挫折していたのですが、師範試験を受ける以上、全部の範囲はやっとかないとと思い渋々再開し、現在にいたります。(一応段位)

 

まあそういう訳で、今、何かをつきつめてやるということは、キャリアアップ、差別化の時代になってきました。特に、お習字の実力のある方、これから実力をつけていく方は、かな書道にも目を向けて欲しいなーと、一学習者にすぎない修行人からもお願いです。😊