「初夏」夏は草書(のつもり)です

お習字をやっていても楽しいことばかりではありません

地味な積み重ねが多いと思います。

ただ音をたてず、スキマ時間に練習もできるということから女性に人気がある習い事なのかもしれません。ただ、今となって思うのは実はすごい腕前の人は世の中にたくさんいる、ということです。師範位とか関係なしに。修行人は積み重ねがないので、添削はもう直されっぱなしです。

 

まあ、めげずにやっていこうと思うだけです。お習字を習う、競書に取り組んでいる人の中には、「お習字はゆったり続けられたらいいし」「そこまで必死でやらなくてもいいし、趣味だし」と考える人が多いと思います。

 

それでいいのですが、この習い事ほど継続がすごい力になっていくものも無いのではないかと思います。字のきれいな人、すごい人はたくさんいます。ただ続けると見えてくるのが美文字、優雅で綺麗な字が書ける、それを超えた何かはあると感じています。字を書くこと、文章に触れることが嫌いではないのだったらできるだけ続けて欲しい、と修行人は願っています。