【わかれ】その後のできごと | 自称猫ブログ 〜 猫23匹と英語と Genkiのブログ 〜

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スコティッシュフォールド23匹との暮らしや2大手予備校の一つと学校で英語を教えている日々を綴っています。
Cats, English, and sometimes cooking - these things I love in life. Whatever I think worthy of writing, I will write here.

こんにちは

やっと
少し気持ちの落ち着きを
取り戻したので
書いています

キョロリーヌちゃんは
助けることができませんでした

動物病院から帰宅後
どうしても
ごはんを食べられない

食べたそうにしているいときも
ありましたが
目の前に
ペースト状の赤ちゃん食を
お皿に出してあげても
少し舐めるということしか
できませんでした

もちろん
必死に
ミルクや高栄養食を
シリンジで給餌して
時間も
家人に協力してもらって
給餌の間隔も
極力開けることなく
与えていました
それも
すこ〜しずつ。
たくさんあげると
吐いてしまったり
苦しそうに嫌がるから
ほんの数滴ずつだったり

でも最後の日は
食べられそうな勢いがあったので
与えすぎてしまったのかな

それとも
本猫のものすごい頑張りに
体がついていけなかったのかな…

私が仕事から帰る
ほんの十数分前に
家人が抱っこして
亡くなった、とのことでした

山ほど
泣きました
今でも
平常心ではいられません

ものすごく
人懐こくて
可愛い子でした


いつも人の顔をとらえようと

うわ向きの視線が

思い出に残ります




話しかけるときの

ひたむきさ



…なんで失ってしまったんだろう


よくわかりません


最後は

許容量を超えて

給餌してしまったかな…と

思ったりもします


でも、

それは判断がつきかねます


それをしなければ

あと数日もった??とか

そういうレベルの違いで

大元の

「突然食べられなくなった」

という

ことの原因はわかりません


他の子達と

まったく同じように

お母さんの授乳もあって、

1ヶ月齢で

離乳食を始めて

当初は

毎日きちんとご飯を

食べていた…


それが

突然食べなくなっちゃったのが

今月の初め


GWで

動物病院の休診日も

いつもよりも多かったこと、

私の仕事との関係で

時間内に連れていくことができなかった

という日々もありました


ただ、

獣医さんは

「この子、痩せていますね

これはここ1週間食べなかったからとか

そういうレベルでは

ないと思います」

と述べていました


何かが

うまくいかなかった

本猫も

飼い主も家人も

努力しましたが

ダメだった


そういうことだと

今は理解しています

(現在の他の子達の体重を測ってみたところ、

大きめの子で830gありました

キョロリーヌちゃんの倍ですね…)


ある日の私は

あまりに

この子のことが気になって

30分おきに目が覚めて

元々2、3時間しか

睡眠が取れていませんでしたが

輪をかけて

眠れなくなり、

でも

頭が緊張状態になって

眠くならないんです


さらに

連休明けに

仕事が始まってしまうと

本来の眠れる時間も

少なくなって

食事も

おにぎり1個、

菓子パン1個、

サンドイッチひとかけ…


そして

夜中の11時まで帰宅できない


そんなふうになってしまって

それでも

キョロリーヌちゃんが

今日は

お母さんのお乳を

必死に吸っている!と

思って

とても張り切って

仕事をしていました


こんな、

今から思えば

悪戦苦闘の

闘病になりました




飼い主も

早晩 病んでしまっていた

ことでしょう

その直前に

旅立って行きました



まだまだ

小さい身体でしたので

今日の午後

自宅の庭に

「必ず帰ってきてね」

祈りつつ

家人と共に

埋葬しました*


*自宅の庭にペットの亡骸を

埋葬することは

法律上は問題がない、との

ことでした



その直後のことでした


自宅のドアベルが鳴りました


家人も

我が家のベルだと思ったようで

自分が(埋葬したときに使った)

スコップを洗っているから

出るように、と

言いました


私は

涙顔でちょっと恥ずかしいかな、と

思いつつ

表に出てみると


誰もいませんでした


我が家は

住宅街の中の

真っ直ぐに一本通った開発道路の

真ん中辺にあります


右左道路の奥まで

片側で7軒ほど、

向かいも合わせて

14軒の正面が道路に向いています


でも

誰もいなかったんです

どの家の前にも

もちろん

我が家の前にも

道路の端にも

誰もいない…


道路には車一つ停まっていない


もちろん

ちょっと私が躊躇した

十数秒??

いや、ほんの数秒?は

あったかもしれないけれど

私と家人は

外で話していたんです


普通

外にいる気配があれば

尋ねてきた人は

声かけをしますよね?


そのときは

ドアベルだけが

鳴った

そして家の中から聞こえるような

感触


でも、

うちのドアベルだなと

私も家人も

直感的に思った


ただ

その時も不思議だなと思ったのは

宅配などの

トラックや車の音は

まったくしなくて

ドアベルだけが鳴った、ということ。


だから

私は「ものみの塔かな?」なんて

すみませんタラー本当に

失礼だったら謝りますが

宗教関係の方って

徒歩でいらっしゃいますよね?

だから

そう思った

でも

そういう方って

14軒あったら

ほぼ全部の家の前で

ドアベルを鳴らすと思いませんか?


その通りには

近所の方も含めて

誰もいませんでした



だから

私は都合良いように解釈して

私たちの

「必ず帰ってきてね」

に応えて

「うん、ぜったいね!」

って

キョロリーヌちゃんが

約束の合図をくれたのだと

思うことにしました



今思うと

リバーくんだって

生後1ヶ月で

お尻の問題のせいで

ほとんど

固形物が食べられなくなって

いました


でも、

常にギリギリを

彷徨いながら

6ヶ月齢まで

人工的に排泄物を出して

少しずつ大きくなりながら

命を持たせることができた


そして手術後は

まるで奇跡のように

元気いっぱいの子になりました




比較してみて

わかるのは

リバーくんが抱えていた問題は

お尻だけだった


これに対して

キョロリーヌちゃんは

何か

内臓や身体の中に

これ以上先に進めない

原因があった


そういうことでしょうか



ハルキーちゃんは

740g


この子も食欲は

真っ盛りのようです


彼らを見守りながら

キョロリーヌちゃんの

帰還を

待ってみようかなと

思い始めている

飼い主ですガーベラ