猫を他人に託すとき | 自称猫ブログ 〜 猫23匹と英語と Genkiのブログ 〜

自称猫ブログ 〜 猫23匹と英語と Genkiのブログ 〜

スコティッシュフォールド23匹との暮らしや2大手予備校の一つと学校で英語を教えている日々を綴っています。
Cats, English, and sometimes cooking - these things I love in life. Whatever I think worthy of writing, I will write here.

 
{4218C999-066D-4722-88D7-A4F25250B5F1}

{F84ADF19-D897-476E-8B32-B356AB311B41}

{C2ACFDC4-76FE-4813-90E8-6315A58B08C2}

こんにちは

今日は仕事に行く前に
書いてみます

我が家には23匹の猫が
います
彼らは最初の4匹を除いて
殆どが我が家で生まれ、育ちました
オス1匹、子猫1匹を除いて
全ての子達が
去勢、避妊済みです

こんな我が家ですが、
これまでに我が家から
他家に差し上げたり、
ブリーダーさんを通して
ぜひこの子を買い受けたい
という方にお譲りしたことが
度々あります

一番上の写真は
「どうしても自分で飼うんだ」と
心に決めていた
ビアンカ

ものすごく可愛がっていて
ずっと一緒に暮らすつもりでいました
が、雄猫を見に来たはずのお客さんが
一目で惚れ込み、強硬に
説得されお譲りしました えーん

(いや、バカと呼んでください)

2枚目のお写真は
ブラッセルくん
この子も柔和で優しい
飼い主の膝の上で眠り込んでしまう
可愛い子でした

高齢のお父さんの気持ちを
高揚させたい
というお嬢さんが
ブリーダーさん経由で
購入されていかれました

このとき同時に生まれた子たちは
みな「この子をぜひ」ということで
他家に行きました

{7C3FDDD8-1C76-476F-858E-AD90E7076314}

{96187A0D-3F3C-4200-8E3E-1529644429F4}

ブッチーも
私が飼う気満々でいました

とにかく人間が大好きな子で
いつも飼い主の手足に触れています
愛らしい性格と見た目
「ワンちゃんみたいだね
って可愛がっていました

が!やはりそういう子は
他の方の目にも
可愛くうつるんでしょうか
こちらも他家へさしあげることに
なりました

{52C1E27B-45F0-44C5-9A39-740A8FA8F664}

そしてビアちゃん(ベアトリス)

本当に人懐こい子です
眠る時は飼い主の枕元
真夜中にぐっすり眠り込んでいる
姿を何度も目にして
とても気持ちが安らぎました

この子も「恋に落ちたんだ」
という外国の方が
購入して行かれました

まさか5ヶ月まで育った子を
欲しい人はいないだろう
という私の安易な期待を
見事に打ち破り…

さめざめと泣きました (大バカと呼んでください

{4DA874C2-BF6A-4719-8F67-818027FDF1D2}

リーフちゃんも
「ずっと我が家にいてね」って
言ってた直後に
やはり大分県のおうちに
行くことになりました


このような経緯で
「ペット屋さん」状態になっている
我が家ですが
おそらく一般にイメージされるのとは
全く違うのは
どの子に対しても新飼い主さんが
「絶対にこの子」
と強く希望され、
私が駄目押しのように
「もし万が一飼えなくなったら
絶対にうちに返してください!」
と強く申し上げてお渡ししている、
ということ

一度などは
ビアンカにひょっとしたら
先天性の障害があるかもよ??
(その時にはまだ小さいので
エコーを取ることができません
お渡ししてから
その可能性があることが
わかった次第です)
ということになったときに
「もしご立腹だったら
全額を喜んでお返しします
からビアンカを返してください」
と申し出たところ…

「◯◯ちゃん(ビアンカの現名)は
我が家の宝です
大切に飼育します」
と断られてしまいました 

また、ビアちゃん(ベアトリス)は
生後5ヶ月になっていたことから
2ヶ月のお試し期間をつけて
馴染めなかったら
お金と交換に返してもらう
という約束にしていて
(実は帰ってくるといいなーー
なんて思いながら待っていたところ)
もちろん完全な譲渡となりました 
(それどころかご家族が
同じような子が欲しいかも、
などとも言っていたとか)

どの子も本当に帰って来てくれたら
喜んで一緒に暮らした…
そんな子ばかりだった

なぜか?

生まれてから
手放すまでの毎日毎日
「元気で待っているかな?
お母さんの下敷きになってないか?
猫風邪を引いちゃったりしないか?
離乳食は食べてくれるかな?
お腹の具合はどうかな?
お部屋は十分適温になっているかな?」

あらゆる心配をして

ときには(キーちゃんの時とか)
自分が朝ごはんを食べたのは
朝10時ごろだったかな??と
夜の11時過ぎに
それ以来何も食べていないことに
気づく…

そのくらい心配して
大切に育てた子達だから
心の中に深〜い根を張って
私の一部になっている

それくらい大切だったということです

猫を他人に託すときは
私の家で暮らすよりも
愛されて大切にされることが
明白なとき


とはいえ、今は我が家にいない
彼らに対する哀惜の情は
尽きることがありません