獣の刻印 7 | サタンの煙

サタンの煙

Questi non sono altro che il fumo di Satana.

マインド・コントロール

「マイクロチップの体内埋め込み」に於ける問題は、「キャッシュレス社会」「全てを把握される」という二つだけではまだ足りないようです。この可能性を視野に入れておかなければならないようです──「マインド・コントロール」。

『やりすぎ』から読み取ったところから書くならば、“彼ら” の描く世界観は──

人間のとテクノロジーの融合

トランスヒューマニズム(Wiki)= 一種の「超人主義」

47:11-

『やりすぎ』はしばしばこの画像を用いました。確かに、の微弱な電気信号を読み取って、装着した人の思った通りに指を動かすハイテクな義手ができれば(既にかなりのものができていることを私も知っています)、それはまあ、大いなる人類福祉の向上と言えるかも知れません(私の宗教観から、しかし遠慮がちに言うならば、本当は「苦しみ」にも「意味」がある、と思うけれど)。多くの人は、人の身体的ハンディキャップに対する同情から、こういうものにもあまり疑問を感じることなく、受け入れるかも知れません。

しかしながら、彼らがこの「人間のとテクノロジーの融合」ということに於いて、更にどういうところにまで手を伸ばそうとしているか、その情景をご覧ください。

つまり、彼らには、「このようなことが実現すれば、例えば、あなたは外国人とコミュニケートするために、もう外国語を苦労して習得する必要はない。あなたの脳は巨大コンピューターにつながっている──ということはつまり、巨大コンピューターがあなたの脳なのだ」というような考え方があります。ホリエモンにも

更に彼らは、人間の脳がマイクロチップを介して巨大コンピューターに蓄積された膨大なデータにアクセスすることができるばかりでなく、逆に、人間の「記憶」を一種電気的に抽出して機械に移植することも可能である、と言います。

そして、上の絵に見るように、彼らによれば、移植できるのは「記憶」ばかりでなく、「性格」もだそうです。

私は、上の絵に「性格」と書かれていたことに感謝します。と云うのは、それは私たちに「もしそういうことが可能ならば、逆方向のことも可能ではないか?」と考えさせてくれるからです。

私たちは「性格」まで移植されてしまうのではないか。そして、その「性格」が例えば「無神論的」なものだったらどうします? 或いは「宇宙意識」を崇めるようなものだったらどうします?

話が非常に「SF的」になってしまい、恐縮です。しかし実際、科学者の一部はそのような領域に足を踏み込んでいるようなのです。

ともかく、以上のような彼らの世界観(計画)に従えば、私たちの脳は次のように結ばれるようです。

もちろん、本当は、このようなパイプのようなもので連結されるのでなく、電磁波で連結されるのだれども。そして、本当は、ここに「人工衛星」を描き込まなければならないだろうし、「電波塔」も描き込んだ方がいいかも知れないけれども。

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