今日は、先日お話しましたサファイアの中でもちょっと珍しい種類、パパラチアサファイアについてお話したいと思います。

皆さん、サファイアといえば深く澄んだブルーの宝石をを連想される方がほとんどではないでしょうか?

このパパラチアはとても可憐で優しい色合いをしたサファイアです。

パパラチアは、ルビーやサファイアと同じコランダムの一種で、とくにオレンジとピンクの中間の微妙な色合いをしているものだけに与えられた特別な名称です。

ピンクが強すぎても、オレンジが強すぎてもパパラチアとは呼ばれません。

「King of Sapphire(サファイアの王)」と称され、産出量が極めて少ないために幻の宝石として扱われてきました。しかも、日本の市場において、日本の色石鑑別の第一人者であった全国宝石学協会の鑑別があるパパラチアしかその価値を認めないような風潮があり、その価値はさらに高められていました。

しかし、近年のマダガスカル宝石ラッシュの時に、最高級品質級のマダガスカル産パパラチアが多量に出回り、その希少性が薄らぎつつあるのも事実です。

このパパラチアを実際に見ると、本当に「かわいい!」の一言につきます。

オレンジとピンクの色合いがなんとも言えずキュートでとても魅了的な宝石です。


パパラチアサファイアは ジェムケリー 京都店  でお取り扱いしております。

今日は五大宝石のひとつ、ルビーについてお話します。
ルビーとサファイアは鉱物名としてはコランダムという鉱物に属します。ルビーとサファイアは、 鉱物学的にいうと兄弟であるといえます。 酸化アルミニウム、いわゆる陽極酸化被膜(アルマイト)です。聞きなれない言葉ですが、身の回りのいたるところに存在します。 ようするに、アルミです。そして、アルマイトを溶かして冷やすだけでコランダムの結晶となります。
 不純物が非常に少ない純粋なコランダムは無色透明で、しかも高い屈折率により強い輝きを示しますが(無色サファイア)、 宝石用途として用いられることは殆どありません。
 しかし、わずか1%程度の微量のクロムを不純物として合むことにより、ルビーになるのです。この微量な不純物の量が微妙で、 これが0.1%となるとピンクになり、ルピーには届かずピンクサファイアと鑑別されます。 それが多過ぎて5%以上になると灰色のエメリーと呼ばれる灰色の工業用の研磨用途の鉱物になり、価値はなきに等しくなります。
 しかし、ルビーが希少な宝石なのはそれだけではなく、不純物として含まれるクロムの存在が大きな理由です。 コランダムに適度なクロムが含まれるという事自体が稀にしか起きないのです。 何故なら、クロムは珪酸分の少ない塩基性または超塩基性と呼ばれる火成岩に含まれますが、 コランダムは一般には珪酸分の多い酸性岩質の、しかも珪酸分が多過ぎては他の鉱物になってしまうという微妙な条件の下で生成します。 即ち通常ならコランダムにクロムが含まれることはあり得ないのです。しかし、実際にはルビーは存在するのですから、 あり得ない何か特別なことが起こったことになります。まさに、ルビーはルビーであるだけで特別な存在なのです。
私もルビーは大好きな宝石のひとつです。
ルビーの赤色は愛らしく情熱的でとても魅力的ですよね。
ちなみに「ルビーは60歳からの宝石」と言われています。一見、赤い色は若い人の方が似合うように思われがちですが、ルビーの深紅は経験や知識を重ねたご婦人の手にこそ映える宝石なのかもしれませんね。

 「青」を語源とするサファイアは、地球の青、宇宙の青として最も神に近い石とされてきました。いつの時代も静かなる強さを固持し、その気品漂う光はヒーリング効果を持ち、心の安らぎと誠実な心を育むパワーの源として愛され続けています。
コランダムと呼ばれる鉱物の中で赤いものはルビー、それ以外の色のものはすべてサファイアと呼ばれています。サファイアと聞くと一般的にブルーサファイアをイメージすることが多いようですが、実は、ピンクやバイオレット、イエローといったまさに虹色のような多種多様な色が存在します。
その中でもカシーミール産のサファイアは、シルキークラウドと呼ばれる独特の色味を持ち、一番高価な値段で取引されています。
カシミール産のサファイアは、コーンフラワーブルー(矢車草の花の青)と賞され、 ビロードのような潤んだ色合いは他の産地のサファイアには無いもので,これがカシミール産のサファイアの際立った特徴です。 ビロードの光沢は、結晶内部の微細な液体の小滴が帯状の層を成して光の散乱を起こす為と考えられている。 一般にはこのような構造の宝石は不透明になってしまうことが多い。カシミールの最上級の結晶は、 ペグマタイト鉱脈の熱水の中で不純物の少ない環境下で成長した為に、透明感のあるビロードのような光沢を持つのだと考えられる。 しかし、初期に採れた極一部の結晶に限られます。
ジェムケリーでは、良質なカシミールサファイアを取り扱っています。

みなさん、貴石と半貴石という言葉を耳にした事がありますか?

一般に貴石と呼ばれる石にはダイアモンド、サファイア、ルビー、エメラルド、

オパール、アレキサンドライトパール、ヒスイが挙げられます。これらは他にも五大宝石とか六大宝石とか呼ばれ、一般に高価な宝石として位置づけられています。
アメジスト、シトリン、トルマリン、トパーズ、アクアマリンといったこの他の宝石は
貴石と比較して半貴石という名で呼ばれる事があります。
いったい何がどう違うのでしょうか?

実は明確な違いはありません。
強いていえば産出量かもしれませんが、半貴石と呼ばれるものの中にも
パライバトルマリンのように貴石よりも希少性の高いものはたくさんあります。
貴石、半貴石といった言葉は、消費者に半貴石は貴石よりも劣っているだとか、
安っぽい、などといった誤解を与えかねないことから使用しないことが望ましいのですが
現在でも雑誌などではよく使われているようです。

しかし、最近ではこうした半貴石に対する否定的なイメージも変わってきているようです。
有名ブランドが次々と半貴石と呼ばれる色石を使った新作を発表していることも
消費者に肯定的なイメージを抱かせることになっているのかもしれません。
半貴石を使用することで、貴石のみのジュエリーよりもカラフルでボリュームのある、
個性的なジュエリーを、より消費者が求めやすい価格で提供できるようになりました。
あくまで貴石にこだわるのも一つの考え方ですが、同じ金額を支払うのであれば
低品質の貴石よりも高品質の半貴石を、小さい貴石よりも大きい半貴石を手に入れるのも
賢い購入方法です。

石に貴賎はありません。
言葉にとらわれずに自由なジュエリーライフを楽しんでくださいね!!


                  


  

                   K18WG ブルートパーズネックレス

                通常価格 ¥31,500 → 特別価格 ¥19,950
                   ジェムケリー gemart

今日は五大宝石のひとつでもあり、最もメジャーで常に憧れの的でもあるダイヤモンドの歴史についてご説明したいと思います。

ダイヤモンドの起源は、未だに正確にわかっていませんが、一説には紀元前10世紀から5世紀の間といわれています。また人類がダイヤモンドを、最初に発見し使い始めたのは、インド人であろうと云われています。この事から、インドが唯一の産地であったと推測されます。

紀元前3世紀・・・・・歴史上に残る、ダイヤモンドの記録の中で、最も初期のものは、インドの「アルタシャストラ」です。訳すと「利益の化学」になります。これは国の富を創造し、いかに管理するするかという経済と法律の書物でした。この中には、パールや珊瑚等、色石の事がのべられていますが、神秘性の点でダイアモンドが一番の位置を占めています。

ローマ時代・・・・・この時代になると、ダイヤモンドについての知識が豊富になり、自然科学者プリニウスによって採掘方法や性質について詳しく記録されました。この記録の中には地球上すべての良き物の中で、最高の価値を与える事が出来る物は、ダイヤモンドであると記載されています。この時代は、まだ産出量が非常に少なく、ダイヤモンドは高貴な人々だけに知られているだけでした。 それ以降18世紀まではインドが世界中で唯一の産地とされていたため、ヨーロッパの人々からは憧れの地とされていました。

中世・・・・・この時代はキリスト教全盛期という背景があり、宝飾品として身を飾る事よりも、魔除けとしてまたは身を護るものとして使われていました。 また、当時のダイヤモンドは研磨やカットの技術がなかった為に硬い石でしかありませんでした。その硬い石をギリシャの人々は「アダマス」と名づけその言葉が今日のダイヤモンドの語源になったといわれています。

アダマス→ダイヤマス→ダイヤモンド

1445年・・・・・この年代に成り、ダイアモンドの研磨方法がベルギーの研磨職人ベルケムによって発見され、美しい輝きを引き出す事ができるようになりました。この事により、宝飾品として脚光を浴びるようになりました

ダイヤモンドが、名実とともに宝石の王座に君臨したのは、ブリリアント・カットの原型が発明された17世紀末以後です。


この様にダイヤモンドの歴史をひも解くと紀元前にも遡ることがわかりました。

ダイヤモンドの美しい輝きの裏には数々の伝説や古代人の切磋琢磨があり、現在に至るのですね。

歴史を考えるとダイヤモンドという宝石がより一層、神聖で高貴な宝石に思えます。

           

  フラワーモチーフの幸せリング

                    

                画像商品   K18 WGダイヤモンドリング 

             通常価格¥75,600 → 特別価格¥48,000(税込)

        
            詳しくは ジェムケリーDICHA gemart

今日も引き続き硬度のお話しです。


昨日、ご説明したモース硬度を実際の表にしてみると以下の様になります。

但し、硬度が高い=割れにくいという意味ではありません。

割れに対する耐性は、『靭性』といい、靭性が低いほど脆い石ということになります。

硬度6~6.5のネフライトは、硬度8のエメラルドよりもはるかに靭性が高く割れにくいのです。

靭性の高低は宝石の結晶構造に起因しています。 

    
1度・・・爪で容易に削られる                 滑石(タルク)
2・・・爪でかすかにキズがつく                石膏・岩塩
3・・・ナイフで容易にキズがつく               方解石
4・・・ナイフでかすかにキズがっく             蛍石
5・・・窓硝子とほぼ同じ硬さ                 リン灰石
6・・・ヤスリにかかる                      正長石
7・・・ヤスリでややキズがつく                石英・水晶
8・・・ヤスリにかからない                   トパ-ズ・スピネル
9・・・ダイヤモンド以外の鉱物はすべてキズがつく    コランダム(ルビーなど)
10                                 ダイヤモンド

やはりダイヤモンドは最強ですね!

永遠の愛を誓うエンゲージリングに最も選ばれる理由も納得です。


エンゲージリングのご相談は ジェムケリー銀座店


今日は宝石の硬度について。
モース硬度
1822年にドイツの鉱物学者フリードリッヒ・モースが確立した
『モース硬度』とは物質の硬さを表すもので、 摩擦や引っ掻きに
対しての抵抗力を示す目安のことで、一般的に硬度といわれます。
モース硬度は、最も硬いダイヤモンドを10、 一番やわらかいタルク(滑石)
を1として10段階で硬度の序列を表したもので、
物質の硬度を量的測定したものではありません。
すなわち、順位を表したもので、硬度10のダイヤモンドが
硬度1のタルクの10倍硬いと言う意味ではないのです。
(ちなみに硬度9のルビー、サファイヤ等のコランダムは
ダイヤモンドの140分の1の硬さです。)
ヌープ硬度はダイヤモンド圧子を使用して物質の硬さを
量的に測定するもので、より科学的な硬度表記が可能となり、
同じ物質でも測定面や測定方向、個体によってそれぞれ硬度が
異なることを確認することが出来ます。


今日は、ダイヤモンドの4Cについて。


ダイヤモンドは宝石の中でも大変人気のある宝石です。これから購入しようと考えている方、またダイヤモンドに興味のある方は是非、4Cについて知っておくと大変参考になりますよ。


【カラー】

カラー(Color)無色から黄色または茶色にいたる。

もちろん無色透明のほうが高額となります。ダイアモンドは炭素からできている事と、黒色を好む人が少ないため黒色の物はとても安いです。

【カット】

カット(Cut)良いカットとは、上部から入った光をどこにも逃さず上部へ跳ね返すバランスのよさによって決まります。バランスの良し悪しは、比率によって決まってきますので、販売店で表を見せてもらいながら説明を受けましょう。また、ダイアモンドが始めから持っている性質、力強く輝く力(照り)の良し悪しによって輝きが違ってきます。
照りの悪い物は、カットが良くても輝きが鈍くなります。
カット面の良し悪しによっても輝きが違ってきます。

【クラリティ】

クラリティ(Clarity)キズや内包物等がダイアモドに対してどれ位しめているかによって決まります。

【キャラット】

石の重さ(Carat、カラット)によって価格が決まります。

4Cの説明をしてきましたが、他が同じグレードで、DカラーとEカラーとカラーグレードだけが異なっていた場合どちらが美しいかですが、見た目ではほとんど変わらず、どちらも美しいです。
他が同じグレードで、VVS1とVVS2と、クラリティ―グレードが異なっていた場合どちらが美しいかですが、見た目ではほとんど変わらず、どちらも美しいです。
DカラーとEカラーやVVS1とVVS2は、熟練した人が調べて初めて判断できるもので、肉眼ではほとんど判断できませ。

DカラーでVVS1の物と、EカラーでVVS2の物とでは、DカラーでVVS1の物の方が高額です。見た目が変わらないのであれば、EカラーでVVS2の物を選べば、DカラーでVVS1の物より大きなダイアモンドを買う事ができます。

但し、大きな物の方が良いか、グレードの高い物の方が良いかは、人によって違うと思いますので、よく検討してお買いになる事をおすすめします。プレゼントで買われる場合、相手の好みを事前に聞き出しておくと良いでしょう。

 

ジェムケリー アラカルト

~知っておきたい宝石基礎知識~


【モース硬度】

鉱物のかたさの程度をあらわす指標


【鑑別書と鑑定書】

宝石の種類、真偽を科学的に検査しその結果を記載したものが「鑑別書」

石の名前にはじまり色・重量・屈折率比重などその項目は多岐にわたっています

但しダイヤモンドだけはカラット・カラー・クラリティ・カットの4つのCを基準にした

「鑑定書」によってその品質が評価されます


【カラット】

宝石の重さの単位 1カラットは0.2グラム


【ルース】

日本語では「裸石」 すでに研磨されているけれどまだ装身用に仕立てられて

いない「裸の石」をさします


ダイヤモンドリング By ジェムケリー

ジェムケリー Gemcerey