Bくんと初めての食事の日
私の職場近くまで来てくれるというので、お店は私が予約した
仕事が終わってドキドキしながら身だしなみを整えて、お店へ向かう
「着きました！お店の入り口らへんにいますね」
BくんからのLINE
お店の看板が見えてくるとそこにはスーツ姿の後ろ姿が
スーツ
もうこの時点でテンション爆上がりである
お待たせしました！と声をかけるとBくんは振り返り、少し緊張した感じで笑顔をみせる
か、かっこいい、、、！！
少し薄暗い店内のカウンターで横並びに座る
一度街コンで会ってるとはいえ、やっぱりまだ緊張する
ビールを飲みながらいろんな話をした
控えめな印象だったので盛り上がるか不安だったのだけど、すぐに意気投合した
小学生の頃から英語の教室に通い始めたという共通点
Bくんはマーベルが好きなのだけど、わたしもたまたま職場の先輩に勧められてマーベル作品を見ていて、そこでも盛り上がり
2人とも読書が好きという話題になり、嫌われる勇気について盛り上がり
なんだかいい感じだぞ、、、！
あっという間に2時間がたち、カラオケへ移動することに
英語好きというだけあって、洋楽を歌うBくん
上手いしかっこいい、、、
もう本当ときめきメモリアル
FUYUMIさん密かにひとりで大興奮しておりました
カラオケでも色々話をして
「こんなに話が合うとは思わなかった、、、！！」
とBくんからのお言葉
わたしもDAYO
「もう何回も会って確かめる必要ないと思ったんだけど、どう？」
ん？
ソレハドユコトダロ？？？
急展開すぎて言葉が理解できなくなったFUYＵＭＩ
「付き合うのは早いかな？」
ここで走馬灯のように思い出されるAくんとの日々
長々と友達を続けた一年半
次好きな人ができたら素直になろうと決めたあの日
「いいよ、付き合おう！」
Bくんと街コンで喋った時間 1分
Bくんとの初デート 4時間
とってもスピーディーにお付き合いすることになったのでした
次会う約束を決めて解散
こんなに相手のことを知らずに付き合うのは初めて笑
帰りの電車の中でも「これは現実なのか？」とふわふわした気持ちでした
しばらくは甘すぎて胸焼けしそうなラブラブLINEを送り合い笑
にやにやする日々
付き合ってからの初デートは仕事終わりにＢくんの家の近くで
美味しいお店を予約してくれてました
アルバイトしてたときのエピソードとか
家族の話とか
食べ物の好き嫌いとか
相手のこと知りたい！
というお互いの気持ちが溢れんばかりの幸せ時間でした
そのままBくんの家に泊まり、次の日はモーニングを食べに行くことに
夜型で朝が苦手なのにわたしに合わせてくれて感動した
しかもわたしの夢の一つであった【彼氏とカフェで勉強する】を叶えてくれたのです
最高すぎる、、、！！
「いつでもうち来ていいからね！」
バイバイする前にはそんな言葉もかけてくれて、ほくほく幸せ気分で家に帰りました
もはやこれは同棲もしちゃうんじゃないか？！
なんていう妄想もしてしまった
好きな人と付き合えるってこんなに幸せなことなのか、、、！！！
だがしかし、わたしは大事なことを見落としていた、、、
自分は成長した！と思い込んでいた
まだまだ甘かった、、、
目を覚ませと言わんばかりに試練が訪れるのでした
続く