もう、ダメ。

も、シんだ。

あぁ――でも、

蛍おねーちゃんが
来るマデは――

……

あ。

オニーチャンv

エ?

リカの宿題?

モシカシテ
心配して来てくれたノ?

キャ―――♪☆!

さすがオニーチャンv

氷柱ちゃんなんて
今年は手伝わないからね、
知らないからね、の

一点張りだったノニ!

ラビューvvv

愛してるヨ!

でも今年は――

今年・コ・ソ・ハ!

絶対ダイジョーブなのだ♪

今年はちゃんとカレンダーと
予定表を確認シテ、

9月の1日2日は
使えることを
ばっちりハアクしてるのです!

だからその最後の
シューマツに全てをかけて、

宿題をやり終えるノダ~!!!!

リカ、
もう中学生だもん!

今までと同じテツは
踏まないゾ☆

ん~、
確かにヒマな時間があるなら
宿題をやっちゃう方が、

いいんだろうケドさ――

今はチョーッチ
忙しいんダヨネ。

見て!

このアツアツおでん!

コンビニですっごく!
いいニオイだったから、

思わずゲットシテきちゃったv

それと蛍おねーちゃん特製
激辛鍋焼きうどん!

部屋も冷房を切って
チョーホットなんだよ!

おまけに夏なのに
おへそと足を隠しチャウ――

大変ザンネンな
ロングコートとパンツまで
履いちゃって――

今リカは
真夏の激アツダイエット中なのダ!

後で蛍おねーちゃんも――

あ、これは内緒だった。

何にも聞いてないヨネ、

ネ、オニーチャン?

エヘヘ――v

実は昨日行った
プールでサ?

氷柱ちゃんに
言われちゃったのデスヨ。

立夏のお腹――

さすがに出すぎじゃない?

って――。

いつもだったら
氷柱ちゃんが細すぎなんだヨ!

って言えるんだけど、

ちょっと心当たりが、ネ。

週末の夏祭りでリカ――

イカ焼きに
お好み焼き、
焼きそばに
たこ焼きに
フランクフルト、
リンゴあめにあんずあめに
わたあめにラムネに
チョコバナナに、
やきとうもろこしに
和牛クシにじゃがバターに、
フライドポテトに
かき氷~

とか食べちゃって――

そしたらやっぱり、
微増?

うわぁ――――んっ!!

思い出すだけで
目の前が

点滅。
ってか、
停電。

チカチカ、プッツンだよ!

ダカラ、ネ?

リカは大事な――
オンナのタタカイの
真っ最中なのデス!!

と、いうわけで
今日は宿題ナシ!

あぁ――

思い出したダケデ
めまいがしてキタ――。

さっきみたいに
チカチカ、チカチカって――

あれ――?

なんだかクラクラして――

もう――立ってらんナイ、

うきゅ~~……

-あとがき-
べびプリ日記風SS
世代交代する気はないようです
ようやく
通りかかったな――

私の、
かわいい弟よ。

星のゆらめきよりも
短い夏休みの間――

どれだけ
オマエと過ごすことを
望んでも、

忙しなく動きまわる
星々の巡りが
それを許さなかった――。

だがここで巡りあった
運命を私は逃しはしない――。

さあ、私の近くに来い。

冷たい麦茶と
とっておきのあんこ玉を手に――。

あ――

あんこ玉は台所の
茶箪笥の中だ。

店の箱ですぐに
わかるはずだ。

頼んだぞv

私は――

いかにして自然に
風邪をひくかの
思考実験で忙しいのだ。

どうしたらこの夏――

宿題からの開放の
快感でこの身を満たすかの、な。

それとも――

妹たちのために
ビニールプールを
準備してやったり、

付きっきりで看病したり、

夏祭りに連れて
行く約束は出来ても、

私と遊ぶことは
出来無い、と――?

だが仕方がない、

ならばそれも運命だ。

私がこのまま
全く誰も気にとめることなく、

太陽に近づきすぎた
彗星のように干からびても――

それは茶飲み話にもならない、

宇宙のごくありふれた
不幸に過ぎな――、

くちゅんv

……

――そういえば、

昨日今日と
午前中は観月と
どこに行って来たんだ――?

観月は嬉しそうに
秘密じゃ、などと
言っていたが――。

何だかオマエと観月に
近づくと鼻がむずむずしてな。

今だって――

ぅっちゅん、っちゅんv

……

――そうか、
オマエたち秘密で――

ネコでも飼っているんだな。

その毛のせいでこんな――

っちゅんv

なに、
言わなくてもいい。

かわいい弟たちの
小さな秘密くらい、

ばらしはしないさ――

その代わり――

おっと、
抱きついたくらいで逃げるなv

くしゅんv

ほら、
こうして弱ったふりをして
オマエにくっつき、

くしゃみを連続でしていれば――

多少熱は低くとも
仮病とは疑われまいv

魚心あれば水心。

オマエは私が
“風邪”の間そばにいるといい。

ついでに食事の世話も
頼もうか。

フフフ――

それから――

誰もいなくなったら、

私の布団に入ってくるといい――

夏休みの残りの期間を
2人でぐうたらし倒そう♪

っちゅんv

-あとがき-
べびプリ日記風SS
世代交代する気はないようです
やれやれ!

暑さのさかり
立秋を終え、

処暑を迎えたというのに――

まだまだ
暑神が去る気配を
見せぬのう。

兄じゃは暑いのは
平気か?

もし苦手であれば、

わらわと
木陰の涼しい
秘密基地に
参らぬか?

庭の端にある木立の、

先は黄泉路か極楽か
というような木々の
長いトンネルを抜けると――

そこには大きなととろが!

などと言うほどの
ことは残念ながらないが、

うっそうとした林の中に
ぽっかりと開けた広場が
あるのじゃ!

風が抜け
陽の光は心地よく
遮られ、

さりとて暗すぎて
昼間からモノノケが
跋扈することもない、

良き場所じゃ!

涼しくて
昼寝にはもってこいの
一押しじゃぞ?

誰にも内緒の、

お誘いするのは
兄じゃが初めてのその場所で――

秘密の逢引と
洒落込もうではないかv

クフフv

その場所はの?

猫に教えてもらったのじゃ。

猫はいろいろと
良い場所を知っておっての――

春にはぽかぽかのひだまりを、

秋にはふかふかの落ち葉の
集まるところを、

冬にはどこまでも
飛んでいけそうな空を望める丘を、

聞いておるぞ。

なにせわらわ、
猫たちにモテモテでの?

耳寄りな話をいっぱい
聞かせてもらえるのじゃ!

モテモテ過ぎて
プロポーズなどされたことも
あったの――

クフフv

やや!

どうされた、
兄じゃ!

オーラが少し
くすんだぞ?

これはもしや――

フフフv

そうかそうか――

兄じゃは猫に
ヤキモチを妬かれたかv

フフ――

安心めされよ、
兄じゃ!

わらわが寄り添うオノコは、

生涯でただ一人、
兄じゃだけ――

わらわたちは
強き運命によって、

結ばれておる。

わらわは兄じゃのそばを、

ずーっとずーっと
離れぬのじゃvv

-あとがき-
べびプリ日記風SS
霙姉のせいであの家の周りは魔境or原野だと思っています。