結局――

ゆうべはオマエ、
自分の部屋で寝たんだな。

ママの仮眠用の
アイマスク借りて――。

わざわざそんなことしないで、

春風の言うとおり
部屋に来ればよかったのに。

3人でざこ寝なんて
旅行に行ったみたいで
きっと楽しくなると
思ってたんだけどな。

ま、でも――あそこじゃ狭いか。

せめてホワイトルーム
くらいはないと
寝返りもうてないな!

うん――

なんだか想像したら
楽しくなってきたぞv

週末はみんなで――
ざこ寝するか!

もちろんチビたちも交えて――

フフ。

楽しみだな!

それにしても――

フ――。

クスクス――

フフフ――v

あ、ごめんごめん。

思い出したら、
つい――。

朝のオマエの顔――

アイマスクに付いてた
ママの化粧がうつって――

なかなか美人だったぞv

とっさに口紅やチークを
取り出して、

メイクを完成させようとした
ママの気持ちがわかったよ。

休みの日だったら、

今ごろすっかり
ママのおもちゃだったろうな、
オマエ――。

うん、どうなるか
見てみたかった気もする。

せっかくだから
来年は学園祭の
ミスコンに出てみたらどうだ?

ママや海晴姉のメイクに
蛍の衣装で出れば――

きっといいとこまでいくぞv

フフ――v

ハハハ――v

わるかったって――

怒るなよv

じゃあ交換条件に
私はミスターの方に――

え――

私と対決――?

そうか、
私と一騎打ちが望みか。

オマエもだんだん
わかってきたじゃないか――。

どうすれば――私が燃え上がるか。

いいだろう――

その勝負受けた。

私だって
腕っぷしではオマエに――

――ん?

待てよ――

オマエと対決って――

この場合――

……

――ミスコン?

無理――

無理だってそんなの!

だって――

だってさ、

もしそれでオトコの
オマエに負けちゃったら――

私はいったいどうすればいいんだ――。

-あとがき-
べびプリ日記風SS
いくらなんでもそれはない……
星花ちゃんのケガは――

2、3日で治るそうです。

来月の昇段審査には、

何の影響もないって――。

よかった――

春風のドジで
星花ちゃんの
ガンバりをダメにしてしまったら
どうしようかと思いました。

あのね王子様――

星花ちゃんなんですけど――

転んだ拍子に
ぐちゃぐちゃになった
書類を見て――

お役目を果たせなかった――

って言って泣いちゃったんです。

おしりを打って
手もついちゃって――

とっても痛かったはずなのに――。

王子様――

後でぎゅってして
なぐさめてあげて下さい――

お願いしますね?

でも――

王子様の趣向調査で――

じゃなくて、
王子様のお忘れ物探しで
ベッドの下をのぞいていて、

この時期あまり見かけない
クモがいたからって
パニックになって――、

転ばせてケガさせて
しかも泣かせちゃうなんて

お姉ちゃん失格ね。

王子様のことになると
夢中になってまわりが
何も見えなくなっちゃう癖――

少しは治さないと――。

クリスマスまできゅんきゅんvは
チャックして鍵をかけて
封印、です!

それと――

王子様もごめんなさい。

書類ももちろんですけど、

お部屋のカーテンも――。

転んだときに
星花ちゃんがとっさに掴んだから、

レールまでぼろぼろ――。

修理がすむまでしばらく、

明るいし寒いしで
眠れないわよね――。

だからそのおわびに――

今夜は――いえ!

修理がすむまで
春風たちのお部屋に
お泊りに来ませんかv

カーテンはもちろん
ありますし、

安眠できるお香もあるのよv

寒ければ春風と
ごいっしょにv

枕や布団が変わると
眠れないのでしたら、

王子様のお部屋でもいいの――。

春風が一晩中胸に抱いていれば
明るさも気にならないですよねvvv

寒いのだって全然平気――

……

い、いけない――

きゅんきゅんvは封印!
でした――。

春風はお客さん用のお布団か
ヒカルちゃんのお布団で
寝ますから――

王子様は
春風のお布団で――

ああ――ダメv

王子様と同じお部屋でなんて――

そんなの――
ガマンできませんv

隣で寝ている王子様に
何にもできないなんて――

きっと切なくって死んじゃいますv

きゅんv

-あとがき-
べびプリ日記風SS
とりあえず星花をなでなでしてきます
おじゃまいたします、
お兄ちゃん様v

久しぶりの
お兄ちゃんのお部屋、

前よりずっと
お兄ちゃん色に染まっていて――

お部屋に一歩踏み込んだ時から
お兄ちゃんにぎゅっとされているみたいに、

ドキドキするような――

でもとってもホッとするような――

とっても不思議な気持ちですv

しかも今日は
お兄ちゃん様直々のご指名――

しっかりお役目を
果たさないといけませんね!

委員会のお仕事で
早くに登校されたお兄ちゃんが、

うっかりお忘れになった書簡を
春風お姉ちゃんといっしょに
お探しするという、

重要なお役目を――!

本当のお兄ちゃんからのご下命は、

春風お姉ちゃんを
見張っててくれ――

というお話でしたが、

春風お姉ちゃんの
何を見張るのでしょう?

――う、うん。

きっと星花の聞きちがいですね。

春風お姉ちゃんだって、

もちろん星花だって
遅刻するわけにはいかないから、

考えるより先に
体を動かさないと!

――ああっ!?

春風お姉ちゃんは
なんであんなところを
探しているのでしょう?

探しものの心当たりが――?

――いえ、

それより星花は
お電話で聞いた机の上を――

あ――

これでしょうか――?

あ、ご主君様とお母さんの署名が――

間違いありません、これです!

さっそくお姉ちゃんに――

――!

春風お姉ちゃんの悲鳴!!!?

まさか――曲者!?

もしやお兄ちゃんのご下命は――

見張る――じゃなくて
見守る――だったんですね、お兄ちゃん!

ならば星花は――

ちょっぴり――
ちょっぴりだけ怖い――けど、

お役目を全うします!

春風お姉ちゃん――
ご無事ですか――!?

ふわっ!

春風お姉ちゃん!!!?

なんでベッドの下に
はまってるんですか――!?

と、とにかく今
引っぱり出して――

あ、暴れないで下さい!

それは手じゃなくて
足です、はなし――

――ああああああっ!!!

-あとがき-
べびプリ日記風SS
コミックス2巻が素晴らしかった……
星花が苦労人過ぎてホロリ。