もう7月まで祝日のない
けだるい連休明けの学校は――

何か放課後のお楽しみを
見つけておかねば
とてもではないがやっていけない。

休み時間の度に
氷柱をいじりに
いこうかとも思ったが、

それはまるで流れ星のように,

一瞬のタイクツしのぎに
しかならない。

オマエは――

何かあるか、

こういう――

まるで自分以外の全てが
静止したように
遅々として進まない時計の針が
支配する一日を、

瞼の裏の無限の闇に堕ちること無く
乗り切る楽しみを――。

今日の私には――有る、
幸いなことにな。

見つけたんだ――。

たまたま抜き取ったチラシの、

宇宙の塵より小さいスペースに――

特売のバルクアイスの文字を――。

近所の商店だ、
帰りに寄るぞ――。

何をほうけている、

当然オマエもいっしょだ――

ほとんど空気とはいえ
4Lをいくつも仕入れるのだから――

楽しみにしていろ、

私の謹製のクリームみつ豆v

春風や蛍が完璧に隠蔽していると
思い込んでいる、

缶のみつ豆とあんこの買い置きも
有効活用してなv

帰ったらさっそく
準備するぞ――。

帰ってからの最初の仕事、

それは私とオマエと――

それから吹雪と――

星花のために
大きめの碗を用意することだv

私とオマエは当然だろ?

吹雪は――

ここ数日の寒暖の差に
まいっているようだし、

星花は今朝少しだけ
熱が高めだったからな。

もったいないことに
欠席こそしなかったが――。

なんだ――

気づいてなかったのか。

そういえばオマエたち、

昨日はずいぶん風呂で
はしゃいでいたようだな。

おもちゃが転がっていたり
ときおり大声が聞こえてきたり――。

ずいぶん楽しそうだったじゃないか。

ちゃんと星花を肩まで
浸からせたか――?

まったく――。

この体たらくでは
冬に続いてまた、

お兄ちゃんとのお風呂禁止令を
出さなければいけなくなるか――。

いきなり
寂しそうな顔をするな――。

オマエはそんなに
お風呂で妹と遊びたいのか――?

なら――

私でガマンしろv

なに――

姉である私は
お風呂禁止令に該当しない。

望みどおり、

お風呂でいろんな遊びを
しようじゃないかv

それともマッサージがいいか?

家族のために
アイスクリームスクープを
にぎりつづけて、

ガチガチになる腕を――。

それとも――

他にして欲しいところがあれば――

遠慮なく言ってみろ――。

私が念入りにもみほぐしてやろうv

-あとがき-
べびプリ日記風SS
このところの寒暖差には参ってしまいます……