いかん、兄じゃ!
におうのじゃ!!
わらわに近づいてはならぬ!!!!
ん――?
あ――
違うのじゃ!
におうのはわらわで
兄じゃを厭うておるわけでは、
決してないのじゃ!
不意の邂逅に、
キュウビなら尻尾をふりみだして
歓迎するほど
わらわの心躍っておって――
出来れば兄じゃに飛びついて
オーラを感じたいのじゃが
いかんせん――
ええい!
そんな魂をモノノケに
喰われてしまったかのような――
呆けた顔をするでない!
においは移るが
こうなれば致し方あるまい――
兄じゃ殿、失礼――
……
落ち着かれたか、兄じゃ?
わらわの抱擁も姉じゃたちに
勝けず劣らず心地良かろv
うむ――
それで兄じゃ――
わらわはの?
漬物作りの手伝いを
しておって――
下ごしらえのすんだ野菜を
床にぎゅっぎゅと埋め込んだのじゃ。
真夏の燃え盛った日から遠くとも――
体の芯まで日の恵みを蓄えた
かすかに夏の残り香のする
地の恵みを冬に備えて床に漬け込み――
取り出したその時には
夏の日の水やりや
秋の漬け込んだ日を
思い出しながらをいただくため――
わらわ、お漬物は大好きじゃv
三時のお茶うけに
ちょうどよいとは思わぬか?
いただくときの
小気味よい音も楽しいの♪
お弁当に入れて幼稚園の
昼餉のときに食べるのも好きじゃ。
漬け込むときに
手伝ったと申せば、
先生に頭なでてもらえるのじゃv
クフフv
しかしマリーはこのにおいが
苦手のようで――
キュウビもお手伝いの
あとしばらくは近寄って
こぬのじゃ――。
兄じゃもこのにおいが
苦手じゃったら困るゆえ、
身を清めてからはせ参じようと
思っておったのじゃが――。
すっかり兄じゃに
においが移ってしまったの。
兄じゃからも
わらわとおなじにおいがするのじゃ。
兄じゃとひとつに融け合ったようで
これはこれで心地よいのじゃが、
キュウビが戻って来ぬのは
少々困る――。
……。
――うむ。
こうなれば、兄じゃ、
お風呂でいっしょに
身を清めるのじゃ!
寄り添い融け合うがごとく
同じにおいにそまった
めおとのように――
かぐわしきせっけんのにおいに
共にそまろうぞv
-あとがき-
べびプリ日記風SS
コミックで星花と夕凪を追い込んだあの感じで。
におうのじゃ!!
わらわに近づいてはならぬ!!!!
ん――?
あ――
違うのじゃ!
におうのはわらわで
兄じゃを厭うておるわけでは、
決してないのじゃ!
不意の邂逅に、
キュウビなら尻尾をふりみだして
歓迎するほど
わらわの心躍っておって――
出来れば兄じゃに飛びついて
オーラを感じたいのじゃが
いかんせん――
ええい!
そんな魂をモノノケに
喰われてしまったかのような――
呆けた顔をするでない!
においは移るが
こうなれば致し方あるまい――
兄じゃ殿、失礼――
……
落ち着かれたか、兄じゃ?
わらわの抱擁も姉じゃたちに
勝けず劣らず心地良かろv
うむ――
それで兄じゃ――
わらわはの?
漬物作りの手伝いを
しておって――
下ごしらえのすんだ野菜を
床にぎゅっぎゅと埋め込んだのじゃ。
真夏の燃え盛った日から遠くとも――
体の芯まで日の恵みを蓄えた
かすかに夏の残り香のする
地の恵みを冬に備えて床に漬け込み――
取り出したその時には
夏の日の水やりや
秋の漬け込んだ日を
思い出しながらをいただくため――
わらわ、お漬物は大好きじゃv
三時のお茶うけに
ちょうどよいとは思わぬか?
いただくときの
小気味よい音も楽しいの♪
お弁当に入れて幼稚園の
昼餉のときに食べるのも好きじゃ。
漬け込むときに
手伝ったと申せば、
先生に頭なでてもらえるのじゃv
クフフv
しかしマリーはこのにおいが
苦手のようで――
キュウビもお手伝いの
あとしばらくは近寄って
こぬのじゃ――。
兄じゃもこのにおいが
苦手じゃったら困るゆえ、
身を清めてからはせ参じようと
思っておったのじゃが――。
すっかり兄じゃに
においが移ってしまったの。
兄じゃからも
わらわとおなじにおいがするのじゃ。
兄じゃとひとつに融け合ったようで
これはこれで心地よいのじゃが、
キュウビが戻って来ぬのは
少々困る――。
……。
――うむ。
こうなれば、兄じゃ、
お風呂でいっしょに
身を清めるのじゃ!
寄り添い融け合うがごとく
同じにおいにそまった
めおとのように――
かぐわしきせっけんのにおいに
共にそまろうぞv
-あとがき-
べびプリ日記風SS
コミックで星花と夕凪を追い込んだあの感じで。