星花はまだなんだか――

ふわっとしています――

まるで今日一日が
夢のようで――

星花、まさかお兄ちゃんと――

あ、あの――
その――

二人でお出かけ
できるなんて――

ふわっとして、

ぽぉっとして――

でも筆箱の中の、

お兄ちゃんと二人で撮った
デコいっぱいの
写真シールを見ると、

今日のお出かけが
夢じゃなかったんだって
思い出して――

まさかご主君様に
憧れの関帝廟に
連れて行っていただけるなんて、

本当に夢みたいな
誕生日でしたv

少し蜀らしくないくらい
華やかな関帝廟を見て――

この星花、
改めて関羽様や張飛様のように
お兄ちゃんに誠心誠意
お仕えしようと心に決めました!

それと今更ですけど
三国志縁のものを
探したいって星花に付き合って、

ずっと中華街を回ってもらいましたけど――

お兄ちゃんは横浜の他の
場所にも行く計画が
あったんじゃないかなって――

思ったんですけど――

大丈夫でしたか?

星花のための一日だから
――ですか?

……えへへへへ v

ありがとうございます、
お兄ちゃん!

星花はもちろん
楽しかったですよ!

星花のお顔くらいある
肉まんをふたりで食べたり、

ヤシの実から直接
ジュースを飲んだり――

ひとつのヤシの実に
ふたつストローが
ささって出てきたのは、

その――

恋人みたいで
少し照れちゃいましたv

それと――

お兄ちゃんの大きい傘に
一緒に入って歩いてた時、

ぬれないようにって
ぎゅっと握って引きよせてくれた
お兄ちゃんの手のこと――

なぜかすごくよく覚えてます。

今でも軽く手をにぎると
そこにお兄ちゃんの手が
あるみたいに熱くなって――

星花、心臓まで
ドキドキしてくるんですよ!

お兄ちゃんの手、

いつもよりちょっとだけ
力強くて熱くって――

いつもよりずっと
男の子の手だったからかな――

なんて――エヘヘv

-あとがき-
べびプリ日記風SS
昨日(6/30)のSS「日曜日は――」の続き。
星花誕生日おめでとう!