うわあああああああっ!!!!

お、起きたか――

お、おは、おはよう!

いや、なんでもない。
叫んだのはなんでもないぞ!

そ、そう虫が鼻先に来てな!

突然だったから――

つい声が!

散髪!!!?

終わってる、

う、うん――終わってるぞ!

オマエが眠ってしまっていた
間にバッチリ!!

――えっ!?

か、鏡?

鏡か――かが、み――

鏡、家に有ったかな――
なんて――

アハハ――

……

――あっ!

ちょ、ちょっと――待って!

待てって!

……

――み、見ちゃったか。

――その、
きょ、今日は
妙にハサミの滑りがよくってさ。

片方だけ――

いっちゃったんだ、
ざっくりと。

け、決して
妹たちとおんなじ感じで
切れば大丈夫だろうなんて
安請け合いしたけど、

いざオマエに触れたら
緊張しちゃって
どうしようもなくなったわけじゃ
無いからな!?

……

そ、そうだ!

こうなったら反対側も
いっちゃおう――ザックリと!!

ほら、
昔流行ったろ――?

ソフトモヒカン、だっけ?

サッカー選手にいたよな?

あんな風にさっv

ついでに私と一緒に
サッカー日本代表を
目指しちゃうか!!?

じゃ、じゃなかったら――

――そうだな

元通り髪が伸びるまで
ウィッグ付けるなんてどうだ!

きっと海晴姉辺りが
持ってるだろうし――

オマエに似合うのを
見繕ってくれるだろ!

ついでに足も手入れして
私の制服着るなんていいかもしれないv

逆に私がオマエの制服を――

……

――うん。

何言ってるんだろうな、私は。

めちゃめちゃ焦っちゃって――

どうしていいか
わからなくて――

とにかくどうにかしないと
いけないよな、それ。

蛍を呼んでくるよ。

ざっくりいった後直そうとして
余計グチャグチャになっちゃった
私と違って、

なんとか整えてくれるだろうし――

それが無理でも
私よりはいい知恵出してくれる。

だからちょっと待ってて。

でもその前に――

えっと、
まずは――とにかく、

ご、ごごごごご―――

ごめんなさいっ!!

-あとがき-
べびプリ日記風SS
今週も姉妹と穏やかに過ごしたい……