こんな遅くに
台所でオマエと会うなんて――

珍しいな。

このかすかに甘い匂いに
誘われて来たのか?

まるで立夏みたいだなv

寝る前のちょっとした小腹には
なかなか魅力的な香ばしさではあるけど、

オマエの部屋まで届くほど
強烈だったかな――。

それとも
微かな匂いに反応しちゃうほど
空腹だったのか?

フフ――

それも仕方がないか。

今日は霙姉のお客さんの対応と
あさひの誕生日の準備で
大変だったもんな。

特にあさひは
誰かが抱っこしようとすると、

よだれをまき散らしたり
ぐずりだすくらい
オマエにべったりだったから――

実はお昼以降、
あまり食事を摂れてないんだろ?

ちょうどいいや――

一緒にこっそり何か
つまみ食いしよう。

私も今日のいい陽気にあてられて
ついいつもの夜のジョギングより
長く走ってきたものだから――

お腹ぺこぺこなんだ。

何か適当なものが無いかな?

簡単につまめて
かつ春風たちの今週のお弁当計画に
穴を開けないもの、っと――

あ――

すっかり忘れてた。

昨日夜のお茶会にでも出そうと思って
買っておいたコンビニのデザート――

冷蔵庫に入れっぱなしだったよ。

普段お弁当も水筒も持参だし、
寄り道の買い食いも
商店街が多くて
あまりコンビニに入らないから――

つい物珍しさで
いっぱい買っちゃったんだ。

結構な量だけど――
傷んじゃう前に二人で食べようか。

体重なんて気にするな♪

今日動き回った分
ちょうど取り返せるくらいだよ、きっと。

それでも心配なら、

朝のジョギングに
引っ張りだしてやるから安心しろ。

それに相変わらず――

春風や蛍なんかとお茶をすると
こういうのって食べづらいんだ。

なんとなくまだ
オマエ以外には言い出せないんだよな、
甘いものが好きだってこと――。

だからさ、
ちょっと憧れなんだ――

こういう甘いものがいっぱいの
秘密のお茶会。

しかも私の淹れたお茶を
オマエに振る舞うなんて――

そりゃ今沸かしてるのは単なる麦茶だから
春風の入れる紅茶には全然劣るけど、

でもスゴく楽しいんだ。

うん、決定。

オマエは今から私と
お茶会をする!

ふふふv

何だかこういうのもいいな。

まるでケーキをを待ってる
クリスマスの夜みたいだv

私ってこんなにワクワクするほど
甘いもの好きだったのかな――?

それとも
オマエが一緒だから――?

くすv

オマエは、
どっちだと思う?

-あとがき-
べびプリ日記風SS
あーちゃん誕生日おめでとう!
今年も0歳くぁwせdrftgyふじこlp;

それはともかく今日のは
出逢った頃のような性格になってしまった気がする。