本当に――

キミってば慌てん坊さんなんだから♪

いくら小雨ちゃんが
始業式の日に持って行くって
言ったからって、

新しいスケッチブックを買いに
あんな時間に飛び出していくなんて。

初日からスケッチブックが
必要ってわけでもなかったのにね。

そんなにキミが慌てちゃうほど――

落書きされたスケッチブックを見た
小雨ちゃんがしょんぼりしちゃってたのかな?

うふふ――

でもね――
キミが男の子だからって

あんな遅い時間に
飛び出していったら――

皆心配しちゃうわ。

小雨ちゃんもそう。

飛び出していったキミを見て
すっかり慌てて――

後を追おうとしたり、
それを止めたらキミが帰るまで
玄関で待ってるなんて、
言い出しちゃったんだから――。

玄関は寒いからって
行かせたキミの部屋で

結局待ちくたびれて寝ちゃったけど――

ずっとキミのこと心配してたのよ?

だから――
あんな軽率な行動は慎むこと!

以上――
霙ちゃんにデコピンされて、
氷柱ちゃんには
いっぱいお小言言われたキミへの――

お姉ちゃんからのお説教はオシマイ♪

それじゃあ結局スケッチブックが買えなくて、
情けない顔で帰ってきた
しょんぼりな弟くんに――

ちょっとだけ昨日のフォロー、
してあげちゃおうかしらv

小雨ちゃんのこと、色々と言ったけど――
キミが一生懸命になってくれたこと、

とっても嬉しかったみたい。

キミのお部屋で待ってる間――
そわそわしながらも
時々夢見るみたいな顔で
ボーッとしてたものv

眠たそうにしてるって
氷柱ちゃんは言ってたし――

その後ホントにキミのベッドで
寝ちゃったから紛らわしいけど――

あれはただ眠たいだけの顔じゃなかったわv

今朝の小雨ちゃん――
とっても元気だったでしょ?

きっとキミに元気をもらったのねv

フフ――v

実はお姉ちゃんもね?
キミが疲れた顔で帰ってきたときは
ちょっとキュンとしちゃったの。

小雨ちゃんのために
頑張ったんだなってわかったからv

ね?
もし私がピンチなったら
小雨ちゃんの時みたいに
一生懸命になってくれるかな?

もしそうだったら聞かせて欲しいなv

世界で一番大好きなボクの海晴のところに
光より早く駆けつけるよvって。

海晴の世界で一番かわいい笑顔は
ボクが守るよv
でもいいなv

ね、早く言ってv

そしたら私――

今朝まだ寝てるキミのほっぺに
お礼のチュッしてた小雨ちゃんより――

もっとスゴイことしてあ・げ・るv

-あとがき-
べびプリ日記風SS
昨日(4/5)のSS「探しもの」の続き。

けじめは付けないといけません……