こんこん。

こほっ――

……

あっ、
お兄ちゃんv

エヘヘ――

少し、
お咳――出ちゃいました。

でもお体の具合が
悪いわけじゃないんです。

今日はね、

いつもお外で遊びたがる
青空ちゃんやにじちゃんと

お庭でお散歩してたの。

そうしたらお池のところの
木の影から、

猫ちゃんがじーっ、っと
こっちを見てたんですv

青空ちゃんたちも

もちろんユキも
大はしゃぎ――しちゃいましたv

でもユキたちが
近づこうとすると

こっちを見ながら
そっと猫ちゃんは離れてしまって――

仕方がないから
帰ろうとしたら、

そっと近づいてくる猫ちゃん。

まるでだるまさんが転んだみたいに、
振り返っては近づいて――

近づいては離れてを
繰り返してたら、

にじちゃん
わかっちゃった!

あのねこちゃん、

にじこのふぁんだけど――

さくらちゃんみたいに
はずかしがりやさんだから

こっちにこれないのねv

ですって――

うふふふv

にじちゃんかわいいから――

絶対そうですね、
お兄ちゃんv

幼稚園に行きだしたら
きっと真璃ちゃんみたいに

男の子に囲まれちゃいます♪

そんなことになっても
ヤキモチやいちゃダメですよ、
お兄ちゃんv

ふふっ。

それでねそれでね
そんなことを繰り返してたら、

少しづつ猫ちゃんとの
距離が縮まったから――

歩くのをやめて
少しお体が冷めちゃったけど、

猫ちゃんが恥ずかしくなくなるまで
皆でじっと待ってたの。

そろそろ帰らないと
お姉ちゃんたちが心配しちゃう、
ってユキが思い始めた頃――

ようやく近づいて来てくれて
体を触らせてくれましたv

毛がとっても長くて
つやつやで――

まるで抱きしめてもらったときに触った
氷柱お姉ちゃんの髪の毛みたいに、

きれいで気持ちいい
手触りだったんですよ!

首輪もしてたから、
どこかでとっても
可愛がられているんですねv

はじめ
カオルお姉ちゃんのところの
おちびちゃんかなって
思ったんですけど――

シャム猫ちゃんじゃないから
違いますね。

いったいどこから
ユキのおウチに
遊びに来てくれたのかな?

うふふふv

こほっ――

……

だから、ね?

このお咳は猫ちゃんの長い毛が
お鼻をムズムズってしちゃったり、

少しだけ毛を
吸い込んじゃったりしたからで、

お体のせいじゃないんです――

だから、
心配しないでくださいね♪

あっ、でも――

お兄ちゃんが背中を
さすってくれてるの、

暖かくて
とっても気持ちいいから――

咳が止まるまで
続けてもらったら

ダメですか?

そうしたら
ユキが吸い込んじゃった
猫ちゃんの毛も、

皆でバイバイしたら
あっという間に走っていっちゃた
あの猫ちゃんみたいに――

ぴゅんってユキの中から
飛んでいっちゃいますv

こほんv

-あとがき-
べびプリ日記風SS
歩いてる最中に猫がいたら、
つい見ちゃいますよね。