青空ったら、
また私の模型で遊びだして――
しかも――!
よりにもよって――!!
拍子木代わりに
ぶつけ合って
火の用心ごっこしてたのよ!
――でも
そこはぐっとこらえて、
火の用心を真似しやすい
大きさの積み木を見繕って
渡してあげたわ。
そうしたら今度は、
積み木で遊びたい虹子と
ケンカを始めて――
止めたり
怒ったり
宥めたりして、
ケンカ疲れしたのを
寝かしつけていたら――
もうこんな時間!
せっかく今日は――
私が気が付けなかったのを、
海晴姉さまが見つけて
録画してくれた鉄道の番組を
見ようと思ってたのに――
関係者以外絶対秘密の
地下鉄の司令室が
映ってるらしくて、
今朝まで忘れてた
海晴姉さまが教えてくれたのを
聞いてから――
何も手につかないくらい
楽しみだったのに!
――もう、うんざりよ!
どうして皆、
私の邪魔ばっかりするの!!
週末に入ったら
馬鹿げたお祭り騒ぎの
クリスマスモードになって
もっと時間無くなるし、
冬休みはまたきっとお出かけで
時間取られるし、
だから今日くらいはゆっくり
鉄道に浸りたい――
って思っただけなのに!!!!
……いいわ。
こうなったら――
出てってやる!
裏山でも離れでも
押入れの南の島でも
静かならどこでもいい、
とにかくこんな家
出るんだから!
クリスマスパーティで
騒いでる内に抜ければ――
きっと誰にも気付かれないもん!
冬休みに入るから、
どこかの親戚のおうちに
転がり込めば、
きっと怪しまれないだろうし――。
そうと決まれば早速
プランを練らなきゃv
行きと帰りで
全然違うルートを使える
ところがいいけど――
そんなところに住んでる人、
誰かいたかしら?
あなたも行きたいところがあったら
意見くらいは聞いてあげるわよ?
なんで?
じゃないわよ――
あなたも行くの!
秘密の計画を知られたんだもの、
置いておけるわけ――
ないでしょ?
それに一人で遠出なんて、
おまわりさんとかに
見つかったら
連れ戻されちゃうし――。
そうだ!
鉄道さえ通ってれば、
あなたが前に住んでたところでも
いいわよ?
少なくとも
ここよりは静かでしょうし。
ふふふっ――v
何だか楽しくなってきちゃった、
自由っていいわねv
-あとがき-
べびプリ日記風SS
べびプリ的に様々な意味でドキドキなクリスマスが、
刻一刻と近づいて来ましたね……