薄ら寒い秋だからなのか――


何となく春風が元気が無い気がする。


この間だって月を眺めて
ボーッとしてたし――。


声をかけても上の空で、


そうかと思えばオマエの前では
無理して明るく振舞ってた――。


海晴姉には、


少しそっとしておけば?


って言われたんだけど――。


うん、
そういうのも、
わかるんだ。


冬を間近にして
もの寂しく感じたり、


テストも学園祭も終わって、
突然カレンダーが真っ白になった時の
放り出された感じ、


私も好きじゃないし――


わかるんだけど、さ――


アイツは――


笑ってるのが一番似合う、
と思うんだ。


大丈夫だって言ってるのに、
寒いからって毛糸のパ――

いや、マフラー巻いてきたり――


オマエのこと、
異様なテンションで出迎えたり――


そういうのが春風らしいし、


そうじゃないと、
何だか調子狂う――。


だから――
私はほっとけない。


――ああ、いや
オマエに励ましに行って欲しいんじゃないんだ。


もしそれで春風と何かあったら、
私はどうしたら――


いや、何でもない。
何でもないぞ?


あ、あははは――v


……


だからオマエには
知恵を借りたいなって、
思ってさ――


霙姉は、
やっぱりまだ少し、
苦手、で――。


頑張って話を聞いたけど
具体的に何をすればいいか、
よくわからなかった。


それにホタは――。


急にメルヘンな衣装やら
剣やら王冠やらを取り出して、


どこかから白馬を借りてこよう

なんて言い出したから、


逃げてきた!


何か――

気づかない内にスイッチを押してたみたいだ。


氷柱や立夏?


ホタ以上に大事になる気がして、
辞めたv


二人とも何か聞いたら、
その100倍は返さないと
済まないタチだからな!


くすv


うん、だから――
もうオマエしかいないんだ、
頼れるのはv


オマエを差し出す以外で、
春風が元気になりそうなこと――


一緒に考えよ、な?


いい案が出るまで――

今夜は寝かさないぞv


-あとがき-

べびプリ日記風SS番外編
先日(11/10)のSS「月明かり」の続き。


続き物なのに、みぞまり誕生日?SS書いてたら時間切れで一日開いてしまった……
とほほorz