昨日は海晴姉様の誕生日――


皆でのんびり遊べたら――
それが最高のプレゼントよv


海晴姉様がそう言うから、
自然公園へピクニック――


の予定だったのに急な仕事が入って
お出かけは中止――


お昼には帰ってきた海晴姉様と
裏山の日当たりの良い所で
お弁当だけ食べて終了――


あげくに
今日は電車に乗れなくなっちゃって
ごめんなさいね、だって――


信じられない。


年に一度だけ
大抵のお願いを聞いてもらえる
せっかくの誕生日なのに。


もっと好きなこと言えば
良かったのに――


例えば――


前にあなたと買い物行ったとき、
とても楽しそうだったから――


私はてっきり、

それをお願いすると思ってたし――


もし私が大学生だったら――

寝台特急の個室の切符を
プレゼントしてもらって、

そこで誕生日を迎えるのv

いつも頑張ってる海晴姉様だもの、
例えばこれくらい大それたこと言っても

バチは当たらないわ!


それなのに――


……


まあいいわ、
すんだことだし――


海晴姉様がそれでいいなら、
私がとやかく言う事じゃないもの。


――
―――


――と、ところで、
あなた来週末って暇?


このメモの路線を巡って
写真を撮ってきて欲しいの。


イ、イベント?
無いわよ?


え、えっと――
――そ、そうだ!


私は皆の日常を支える路線が好きなの!


イベントの時には見られない、
素顔の電車を写真に収めたいのよ!


私は用事があって行けないから――


頼まれてくれる?


そう――


じゃ、じゃあメモについて
詳しく説明するけど、


このカップが書いてある駅には
近くにステキな喫茶店があるの――


それと、この赤丸の駅、
B-1出口を出て真正面――


みは――
じょ、女子大生が
好きなブランドのお店が有るの。


立夏ちゃんの持ってる雑誌に

書いてあったわ。


――覚えた?


そう――
ならいいわ。


よろしくねv


――
―――


あ、わ、忘れてた。


今日電車に乗れなかったから、
埋め合わせしてくれるって
海晴姉様が言ってて――


ちょうどその日に海晴姉様に
お願いしてたんだけど


私、用事があること
伝えてなかったわ。


でも忙しい海晴姉様だから、
きっと予定は動かせないわね――


海晴姉様と一緒にお出かけ出来ないなんて、
惜しいわ。


でも用事を忘れてた
私が悪いんだし、仕方ないわね。


そういうわけだから、
海晴姉様には
あなたのお目付け役ってことで


予定通り今週末に
埋め合わせしてきてもらうわ!


二人でしっかり写真撮ってきて。


くれぐれも、
さっきのメモは


忘れちゃダメよ!!


-あとがき-

べびプリ日記風SS
この子に謀は似合いません、いろんな意味で


それはそれとして、
TmF参加の皆様お疲れ様でした!