ロケットを
赤道近くから打ち上げるのは、


エネルギー的に有利だからです。


赤道上の静止衛星軌道に
ロケットを乗せる場合、


打ち上げた緯度によって
ロケットの姿勢を傾ける必要があります。


宇宙空間における姿勢制御は
思いの外エネルギーを食うものなので、


そのエネルギーを少しでも減らしたいのです


また、ロケットを東向きに
撃ち上げる際、


地球の自転速度を
ロケットの運動エネルギーに加算することが
出来るのです。


ですから、
日本の南部――


この九州の地に
ロケットの発射施設があるのは
非常に合理的と言えます。


またそれに伴って


今日私たちが訪れている
このテーマパークのように、


宇宙をモチーフにした施設があるのも
当然ですね。


しかし――


なぜ私はキミと
ここにいるのでしょう?


ええ、
確かに私は
涼を求めていますし、
涼しくなりたいと発言しました。


そして、
このパークには小さな池や、
ウォーターアトラクション等


涼しい施設があるのというのに――


なぜ私は――
コースターの列に並んでいるのでしょう?


スリルを体験することで、
涼しく感じることはあるでしょう――


また、時速100km/hを
はるかに超える速度で運行される
キャノピーもない移動体に搭乗すれば、


実際その風圧で涼しいでしょうね?


しかし、
それは一瞬のこと――


根本的な暑さ対策には、
なっていません。


涼しくなれるよ~♪


――と言っていた立夏姉に
何も考えずに、

ついてくるべきではありませんでした。


暑さで思考が鈍っていたのでしょう――


――今からでも遅くはありません。
さくらたちの向かった
池の方へ――


――もう次ですか!?


ああ――
考えている間に
そんなに進んでいたとは――


ここで離れたら、
他の方に迷惑が――


――
―――


……仕方がありません。
ここは、
覚悟を、


決めるしか――


大丈夫です。
わずか2分程度の
疾走ですから――


しっかりバーを下ろし、


きつく目を閉じ――


何かに掴まっていれば――


問題ありません。


――問題、ないです。


……しかし、
このコースターは
身長制限があり、


130cm以下の搭乗者は
保護者が必要で――


つまりこの場にいる
最年長のキミが――


私の隣に座る義務があります。


依存はありませんね?


ついでに――
私の手、
握っていてくれますか?


そうすれば、


ああ――
もう何も怖くない――v


だから絶対――


離さないで下さいね?

絶対ですよ?


離したら――


いくら私でも――


泣いて、しまいます。


-あとがき-

べびプリ日記風SS
今日の日記絵の星花が美少女過ぎて、もう!
(SSの内容とは関係有りません)