きょ――
今日はすまなかったな。


せっかくの休みに
付き合ってもらっちゃって――


――風邪引いた図書委員の代わりに
図書室の当番だなんて、


私一人じゃ回る気がしなくってさ――


実際、
本のカート倒して

迷惑かけちゃったしな。


――だから、
その――


――


そ、そういえば
二人で学校行くのは、


久しぶりだな♪


って夏休みなんだし、


当然か――


あ、あはは――


……


わかってる――


白々しいよな?


ごめん――


休みに入ってからさ、


お前は一日中誰かと一緒にいて
全然話せなくってさ――


これからだって、


部活の合宿やら
旅行やらで
落ち着いて話せないなって思ったら――


何だか急に
胸が伽藍堂になったような、
そんな気がして――


教室ならいつも
お前と一緒だから


夏休みなんて
早く終わっちゃえば


学校でいっぱい話せるのに、なんて――


チビ達に言ったら
すごく怒られそうなこと、考えてた。


私は――
ずるいな。


普段は私がそばにいる時間が
一番長いのにさ――


今日も
図書館の当番なんて、
他のクラスの委員に任せれば
よかったのに


わざわざお前を引っ張り出して
ピンチヒッターなんて、


そんなもっともらしい理由をつけなきゃ
お前を誘えなかった――


へそ曲がりの氷柱だって、
きっともっとうまく
お前を誘うのに――


……


あのさ、

せっかくだから、


今日は門限ギリギリまで
一緒にいないか?


図書館で話せなかった分、
話しもしたいし――


いつもの喫茶店の
夏限定のパフェ、
食べたくて――


お前ともっと、

遊びたい――


そうすれば――
またいつも通り頑張れる、
そんな気がするんだ――


ダメか?


-あとがき-

べびプリ日記風SS
涼しめの天気で、
気持ちにも靄がかかりそう