また――


青空に取られちゃった――


誰が教えたのかしら?


例の猫耳メイド服、
私が保管してたこと――


1週間しっぽ、しっぽと
騒ぎ続けて――


最終的に私の
猫耳メイド服のしっぽに
目をつけるなんて――


前に青空が変なものを欲しがったときに
上手く説得していた霙姉さまが、


今度もちゃんと
話して聞かせれば良かったのに――


それとも、暑くて面倒だった、とか
見てて面白そうだったから、とか――


……有りそうだわ。


何だか退屈そうにしていたし――

――でも、
これで良かったのかもしれないわね。


だって、使いもしない
アクセサリーが減って、
少し片付いたもの――


ついでに服の方も
持って行ってくれれば良かったのに!


そうよ、
別に大事なものってわけでも
無かったんだから――


あの時、お茶をひっくり返した私に


あなたがこっそり、
可愛いよ、なんて


寝言を言うから
何となく捨てられなかっただけで――


――何よ?


私は別に、
またあなたに可愛いって言って欲しくて、
猫耳メイド服をとっておいたわけじゃ、
ないもん!!


これだから、
男は――!


――
―――


――でも、
ホタ姉さまに貰ったものを
勝手に上げちゃまずかったかしら?


それに、服と猫耳としっぽの
トータルでデザインされたものだから、


一部分だけ渡したら、
バランス悪いわよね――


その状態で、あの服を着て、
可愛くない、なんて言われたら、
ホタ姉さまに悪いし――


くしゅ――


あれ、何だろ――


可愛くない、って


あなたに言われた想像をしたら、


何だか鼻がツンとして――
――涙?


どうして――?


こんなの――
訳がわからない――


-あとがき-

非公式日記風SS
7/6の嘘日記「しっぽ!」からの続き。


観月も公式日記の方でメタネタかましてましたが、
いよいよ明日が上映会ですね。
楽しみです!