参ったな。
――はぐれた。
オマエも気づいたか?
そうだ、二人ほどいない。
端的に言うと、
マリーと観月だ――
やれやれ、
何ともやっかいな二人がいなくなったものだ――
あの二人は歳の割に
落ち着いているから、
滅多なことでは泣かないし、
取り乱したりもしないから、
周囲が迷子と認識せず、
したがって保護されない。
加えて二人でいるときは、
何かに夢中になっている時だから
館内放送も聞いていない――
あぁ、私が――
タイムセールの黒山の人だかりに
飛び込んでくオマエを――
アイツの背中って結構広いんだなv
とか、
アイツの腕って意外に逞しいんだなv
とか、
見つめていなければ――
――何だ、その冷たい目は?
……ああ、そうだ。
一人一個買ってもらえるお菓子、
何を買ってもらおうか――
それを考えていたせいだ――
――ヒカルや春風が同じセリフを言えば、
だらし無く鼻の下伸ばすくせに――
ふん、まぁいい。
オマエひとっ走り探してきてくれ。
迷ったときは動くな、
の鉄則通りに私はここを動かない。
チビたちもいるし、
何より二人が戻ってくるかもしれないしな。
それに、
オマエなら観月のいるところが、
何となく分かるかもしれないし――
頼んだぞv
そうだ、館内放送は使うなよ?
さっきも言ったとおり無駄だし、
そんな暇があるなら、
走った方が早い。
何より別のフロアの海晴姉に
私の監督不行届が――
何でもない、早く行け。
あまり女を待たせるものじゃないぞ、
色男v
――行ったか。
やはりアイツの背中は
頼もしいな――
ふふv
って、海晴姉、
いつから、そこに!?
-あとがき-
非公式日記風SS
多分外では気を張っているのでこんな事はないと、
思ってはいます、います、が……
――はぐれた。
オマエも気づいたか?
そうだ、二人ほどいない。
端的に言うと、
マリーと観月だ――
やれやれ、
何ともやっかいな二人がいなくなったものだ――
あの二人は歳の割に
落ち着いているから、
滅多なことでは泣かないし、
取り乱したりもしないから、
周囲が迷子と認識せず、
したがって保護されない。
加えて二人でいるときは、
何かに夢中になっている時だから
館内放送も聞いていない――
あぁ、私が――
タイムセールの黒山の人だかりに
飛び込んでくオマエを――
アイツの背中って結構広いんだなv
とか、
アイツの腕って意外に逞しいんだなv
とか、
見つめていなければ――
――何だ、その冷たい目は?
……ああ、そうだ。
一人一個買ってもらえるお菓子、
何を買ってもらおうか――
それを考えていたせいだ――
――ヒカルや春風が同じセリフを言えば、
だらし無く鼻の下伸ばすくせに――
ふん、まぁいい。
オマエひとっ走り探してきてくれ。
迷ったときは動くな、
の鉄則通りに私はここを動かない。
チビたちもいるし、
何より二人が戻ってくるかもしれないしな。
それに、
オマエなら観月のいるところが、
何となく分かるかもしれないし――
頼んだぞv
そうだ、館内放送は使うなよ?
さっきも言ったとおり無駄だし、
そんな暇があるなら、
走った方が早い。
何より別のフロアの海晴姉に
私の監督不行届が――
何でもない、早く行け。
あまり女を待たせるものじゃないぞ、
色男v
――行ったか。
やはりアイツの背中は
頼もしいな――
ふふv
って、海晴姉、
いつから、そこに!?
-あとがき-
非公式日記風SS
多分外では気を張っているのでこんな事はないと、
思ってはいます、います、が……