いや~ん!
楽しみにとっておいた
カップのアイスが無くなってる!!
排熱で暑いパソコン室での講義、
あれを食べる事だけを楽しみに乗り切ったのに!
疲れて帰ってきた
頑張りやさんのお姉さんに
かわいい弟くんが
はい、あーん♪って
食べさせてくれるかな~、
なんていう私のこの!
るんるん気分をどうしてくれるのよ!
んもう――
大人のラムレーズン味を
欲しがる子なんて
私のかわいい妹たちにいたかしら?
食いしん坊の夕凪ちゃんや
立夏ちゃんだって
あの手の味は避けて通るし、
味だけなら氷柱ちゃん好みだけど、
盗み食いなんてしないわよね?
昔ならいざしらず――
そうすると――
あら?
疑うのは嫌だけど、
こういうことははっきりしておかなきゃ!
と、いうわけで――
弟くん、捕まえた♪
フフ♪
さっきから、
全然私と目を合わせてくれないわね?
観念して、
お姉ちゃんに知ってる事、教えなさい♪
こんなにキミとくっついてるところ
春風ちゃんに見られたら、
また賑やかになっちゃうわよ?
まぁ実際は――
「海晴お姉ちゃんの♪」
なんて書いてあるものに手を出す子は
分かりきってるんだけどね♪
キミは立派にお兄ちゃんしてるけど、
弟になると途端に
優柔不断になっちゃうのよね――
霙ちゃんに義理立てなんか
しなくていいのよ?
それとも、
もっとギュってして欲しくて
わざと黙ってる?
私としては、
このままでもアイスの件を忘れちゃうくらいの
癒しタイムになってるからいいけど、
キミにはちょっと物足りないかな?
フフ♪
じゃあもっと、
ギュってしてあげるから、
アイスが無くなって
ぽっかり開いたお姉ちゃんの、
心の穴――
キミが癒してくれるかな?
もちろん、ここじゃなくて、
私の部屋で――ね?
-あとがき-
べびプリ日記風SS
昨日の日記風SS「工夫」の続き。
妙に暑くて嫌になりますね……