はっふわぁ、ぁ――


あっ、王子様ドキドキ
あくびしているところなんか見つめないで下さい――
春風、恥ずかしいですドキドキ


それとも王子様――
春風が気付く前から見つめていたんですか?
王子様にずっと見つめられていたなんて
春風、春風――


きゅんっドキドキ


ねぇ王子様――
春風、今少し寝不足なんです。


霙ちゃんたちは
春眠暁を覚えず、
なんて言ってずっと寝てますけど、
春風はそうじゃないの――


暖かくなったり、寒くなったりを繰り返して
少しずつ春らしくなっていく風――


それがまた春風の胸に宿る恋の火に
新たな息吹を吹きこんで
大きく大きく――
燃え上がらせてくれるんです――


もちろん相手は――
春風の愛しい王子様ドキドキ
きゅんドキドキ


夜家事を終えて、
いつものように王子様の寝顔を見てから
お部屋に戻るんですけど――


お部屋につく頃には
春風の胸は、王子様のことでいっぱいになっているのドキドキ
うふふ――


お部屋でお布団に入っても
春風の胸は全身を熱くして――
痛いくらいにきゅんきゅん締めつけて――
とてもじゃないけど寝ることなんか出来なくて――


今だってそう――
春風の体、とっても熱いんです。
触ってみますか、王子様ドキドキ


それに王子様、
春風今、少し夢遊病かもしれないの――


だって
王子様が出てくる夢を見たとき、
何故か春風は王子様のお部屋で目を覚ますんです――


早くに起きてご飯の仕度に行くから
王子様は気づいてないと思いますけど――


王子様、
春風お病気かしら?


ヒカルちゃんはただ寝ぼけてるだけだって
笑ってましたけど……


でもね王子様、
そんな朝は不思議と、
すっきり起きられて――
春風の胸は――


きゅんドキドキ


と満たされているんです♪


起き上がって王子様から離れると――
少しずつ王子様を抱きしめていた感触が消えていって――
でも、春風の胸に、
ほんの少しだけ――残るものがあって


それは――
とっても優しい暖かさ――
まるで王子様の温もりが
春風の中にぽっ、って
灯ったみたいな――


きゅぅぅぅぅぅんドキドキドキドキドキドキ


ねぇ、王子様――?
もしまた、
春風が王子様のことを想って眠れなくなったら、
今度はちゃんと王子様のお部屋に行くから――
一緒に眠ってくれますか?


その時は春風のこと王子様から――
抱きしめてくれますか?


-あとがき-

べびプリ日記風SS
何やらお題が公式の方と被ってる気がしないでもないが、気にしない!