「事故にあっちゃったんです」
私と他社添乗員のRちゃんに一瞬緊張が走った。

「何があったんですか?」とRちゃん

その人、Sさん(3人の子持ち)はのんびりと話を続けた。

「I-phoneを使ってるんですが、
 データローミングをオンにしたまま
 大量の写真を送ってしまったかもしれないんです」

「かなり高額になりますよね・・?
 事故にあったみたいなものだと思うんです。
 せっかく海外旅行傷害保険に入ってるので
 保険会社に電話をしたいと思うのですが・・」

何がせっかく?
何が事故?過失の間違いじゃ?
あせあせ

かなりおっとりとした雰囲気の
一見すると3人の子持ちとは思えない
女子大生のような感じの方、そして口調。

Rちゃんはえらい!
まじめな顔して
「それは事故とは言えないと思うんです。
 事故っていうのは・・たとえば・・・」
と説明し始めた。

私はおかしくて笑いをこらえるのが精一杯わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)

一応納得していただいたものの
この親にしてこの子ありってな
子供たちのジュニアオーケストラの
海外演奏旅行での出来事

演奏は素人の私でもわかるくらい
素晴らしくキレイな音が出てましたるんるん
でもその子たちは、

挨拶しても挨拶をかえさない
返事もしない
自分で朝起きられない
集合時間には絶対そろわない

最初はどうしようもない
子供たちだと(11歳~17歳)思ってたけど
そうじゃなくて親が悪いことにだんだんと
気づくことになりました。

このSさん帰国日前日には(日曜日)
スーツケースを買いたいと言いだし
日曜日の21:00には買うことができないと話すと

「3つのボストンバックをハンカチで結んで
 1つにして飛行機に預けることはできないかしら?」

とのたまわった。

飛行機には一人2個までしか預けられない
と言う話をした後に言った彼女のセリフです。

このSさんは私たち添乗員の中でも
最強のお母様でしたが
20人ほどのお母様の約8割が
とてもお育ちのよ~いお嬢様風でした。

「このミネラルウォーターは開けなければ
 明日飲んでも大丈夫ですよね?」とか

「発光禁止ってどうやってやるのかしら」とか
「ペストって何かしら?」とか

常識ないの?この親たち?
馬鹿なの?無知なの?それとも・・・(心の声ですよ^^;)

数えあげればキリがないふらふら

あんな親たちに育てられてる子供たち

日本はこれからどうなるのかなぁ~
大丈夫かしらと心配になった演奏旅行でした。