おはようございます。Kinaです。


本日は「本当にあったエグい話」を皆様にお伝えしようと思います。


皆様は「松屋」をご存じだろうか。

そう、「みんなの食卓でありたい。」(サブタイトル)で有名な松屋。


私はこの松屋が非常に好きである。


あれはいつの時期だっただろうか。私の視界にとんでもないものが迷い込んで来たのだ。


「ソーセージエッグ定食」


ソーセージと、そしてこの世の「食のチャンピオン」と言っても過言ではない、

「エッグ(目玉焼き)」の超絶コンビネーションモーニング。


このソーセージエッグ定食は、

前述の最強コンビネーションの下にサラダが敷き詰められており、

それに加え、ごはん、味噌汁、お新香、小鉢が付いてくる。


もしかしたら皆様も経験があるかもしれないが、

私はこの定食を注文し、己の眼前に入って来た瞬間から、

「劇的ビフォーアフター」のBGMが流れ出す。


皆様も経験があるかも知れないが。


私はこの定食が好きで、松屋に通っていたのである。

そう。朝定食という事で出てくる時間帯に制限があったため、

時には早起きをして行った事もあった。


「みんなの食卓でありたい。」が私の頭の中でも共鳴し始めたころ。


季節は2011年初夏。


ある日の朝、いつものように当該定食を注文し、

何気なくドアに貼られているメニューに目をやった。


そして私はとんでもないものを見つけてしまったのだ。


[トッピング] プラスソーセージエッグ

※いつでも注文OK!


私は目を疑った。凄すぎる。

そのインパクトは「家の中のダンゴ虫」を発見した時の比ではない。


もう早起きしなくて良い。


当該店舗が提唱する「みんなの食卓でありたい。」が、

私の中で「流行語大賞2011」にノミネートされた瞬間だった。

授賞式の壇上で、笑顔で適宜サイズの食卓を持つ、当該店舗の運営会社役員様が目に浮かぶ。


そして私はAM11:00前後などではなく、時間だけではなく心に余裕を持って松屋へ。

この時の気分はそう。「運動会の日の代休」位のハイテンション。


私は自動券売機の前に立つ。


!?


Kina「え!?マジで!?」


思わず声が出てしまった。


無いのだ。

[トッピング] プラスソーセージエッグ

のボタンが無いのだ。


私は1分程度、絶望の淵に陥る事となる。


「弁当」ボタンをおしても状況は変わらない。

私の中であるはずだったものが、そこには無いのだ。


!?


私はふと思い出した。

その昔「ビール」を現金で購入した事を。


その手があったか。


21世紀。このオートマチックな世の中において、

現金で購入できるシステムがある事を。


私は「南方仁が幕末に薬を持ってきていた事を思い出した時」の気分になった。


一先ず、周囲で定評のあったカレーの食券を購入してみる。

食券を店員さんに渡し、その勢いに任せ注文しようとする。


私は勇気がある方ではない。

店内は完全ソールドアウト。嘘のソールドアウトなどではない。


もし「それは出来ません」と言われたら。

心拍数が一気に上がる。


しかし脳内で再生されるいとしき日々よ」。


サヨナラは言わない。


Kina「トッピングでプラスソーセージエッグ下さい!」


周囲の目線「!?」


よほど珍しいのだろうか。もしくはそのようなメニューは存在しないのだろうか。


しかし、

神は乗り越えられる試練しか与えない。


そう信じた直後。


店員さん「¥100になります。」


既に握っていた100円玉を華麗に差し出す私。

何かに勝利した時の気分に似ている。


店員さん「半熟にしますか?」


これは驚いた。


一流レストランのように「焼き加減の調節」を行ってくれるとは。


Kina「はい!」


私は思わずエクスクラメーション。


待つ事3分。


私からするとサイドメニューであるカレーと共に、

「選べる小鉢」で使用している「小鉢」を手に持った店員さんが現れる。


店員さんによる丁寧な商品説明の後、そこに置かれた「至極の一品」に目をやる。


私は絶句した。


目が悪くなったのだろうか。

いや、実際に視力は悪いがそこまで悪くはないだろう。


二度見をする。


Kina「えっ!?」


思わず声が出てしまう。


先に申し上げよう。

私は卵(エッグ)単体の調理法は「目玉焼き」ならびに「コンビニエンスストアのゆで卵」しか認めてはいないのだ。


【CM】

2011年10月5日 1st SINGLE 「GEMINI」
日本・欧州で同時Release決定!



【CM明け】


私は絶句した。


目が悪くなったのだろうか。

いや、実際に視力は悪いがそこまで悪くはないだろう。


二度見をする。


Kina「えっ!?」


思わず声が出てしまう。


先に申し上げよう。

私は卵(エッグ)単体の調理法は「目玉焼き」ならびに「コンビニエンスストアのゆで卵」しか認めてはいないのだ。



そしてなんと、目をやったその先には、プラスソーセージエッグではなく、

「プラスソーセージ半熟玉子」が光臨していたのだ。



前述のとおり、私が認めていない「半熟玉子」が現実として眼前にある事、

「プラスソーセージ半熟玉子」という、日本語と英語が入り混じる特異なメニューが存在した事、

何より、焼き加減だとばかり思っていた「半熟」が「半熟玉子」だった事。


一躍勇者となったつもりの私は、自身が「未熟」だった事に気付かされた。


「早起きは三文の徳」


これからは食券がある朝定食に行こうと思う。


アディオス、バンドギャルズ。