岩合日出子 ぶん/岩合光昭 写真

2007年 福音館書店発行





動物写真家 岩合光昭さんの絵本に出会った。


写真家のお名前は、

NHKで放送されている

『世界ネコ歩き』で知っていたけれど、

絵本とは お初の出会い。





絵本 「いるいる だあれ」の

最初のページをめくると、


夕日に染まる動物のシルエットに

簡単なテキストが添えられていた。


「からだが がっしり

あたまに つの2ほん

しっぽを やさしくふっている

だあれ」

と優しく問いかけられる。


ページをめくると、、

サイの親子の仲睦まじい写真が現れ

答え合わせができる。



この絵本は

雄大なアフリカの日没に

尊厳と存在を感じる

動物達のシルエットと

「だあれ」の問いかけの後に、、、


大自然を生き抜いている親子の写真で

答えが見えるという

1..2のリズムで

構成されていた。


末尾には、

絵本に登場した動物達の解説も

載っている。




世界を歩く写真家の絵本にはうそがなかった。

優しさと厳しさも共存してる絵本だった。


余韻が残る いい絵本だったなぁ。