今日は
ですね

節分って行ったら毎年受験の事を思い出します
高校3年生の節分の日。
私は音楽大学の入試当日でした。
母と二人で新幹線に乗り、
博多から試験会場まで3時間半くらいかけて行きました。
実技試験のできに満足出来なかった私は、帰りの新幹線の中で、一言も話す事もなく、ポロポロと涙を流すばかりでした。
博多のマンションに着いてからも私は黙って、ひたすら落ち込み、泣いていたような気がします。
すると一本の電話が…
電話の相手は、音大の教授からでした。
電話にでた私は、
「今日はすみませんでした。思うような演奏ができず、たくさん教えて頂いたのに…」
それだけ言うので精一杯で、また泣いてました。
教授は、
「今日の演奏は、悪くなかったですよo(^-^)o大丈夫ですから、安心して休みなさい。そうだ!今日は、節分の日ですから、豆まきでもして、心の鬼を退治して、たくさん福を入れてくださいね☆」
と。
………。
先生ぇ
電話を切って、気がつくと、うちの母がせかせかと紙に書いてはハサミでチョキチョキしています。
何をしているかと思えば、
「豆がないから、落ち込んどる由香に福の紙(神)をまいてあげようと思って(^O^)/大丈夫よ、由香。よく頑張ったたい☆」
紙でできた福を紙吹雪のように、私にたくさんまいてくれました。
お母さぁん

またしても大泣きで、大変でしたが、そんな思い出話しです
あっ
結果は合格でしたよ

