前回投稿した「チーズはどこへ消えた?」の僕なりの解説と日常生活での応用の仕方を紹介します!
○ 登場人物
・ネズミチーム
スニッフ:鼻が効く
スカリー:とにかく突き進む
・小人チーム
ヘム&ホー:高い知性と経験から効率の良い方法を作った
○ ココで言われているチーズとは? ー 私たちが人生を通して追い求めるもの
例)
・仕事
・家族
・財産
・健康
・精神的安定
→ なぜこれらを失うのが怖いのか、変化することを拒むのか、
それはどれも”目に見えるから”
・可能性
→ 逆にこれらは”目に見えないもの(感じにくいもの)”だから追い求めることを躊躇する
○ ココで言われる迷路とは? ー ”チーズ”を追い求める場所”
例)
・会社
・ビジネス
・地域社会
・家庭
・人生
→それぞれが選ぶ”迷路”によって複雑性は異なるけれど入って見ることによってどんな道具(知識や準備)が必要なのかが分かる
僕はこのお話を5つのパートに分けて、さらにそれをギュッとまとめました!
第1パート 「ま、とりあえず何とかなるっしょ」編
→ 新たな物に挑戦せず今あるものに頼り切ってしまう。
第2パート 「見たくない、知りたくない物事にはフタをする」編
→ ”常にその物の状態を確認してそれに応じた変化をする”これを恐れ、目を背けていると終わりが来る。
第3パート 「決意しても自信がなく最初の小さな一歩すら踏み出せない」編
→ 不安があっても新たな道へ進み、小さくとも新たな発見や体験をすれば恐怖を乗り越えられる。
たとえ何も発見できなくても行動を起こせばその先で何かを得ることを想像することができる、そうすればそれは実現する。
第4パート 「経験や体験から得ることもあるが見切りをつけなければならない過去もある」編
→ 今までの考え方では新たな物は見つけられない、古いもの(考え方や手段)には見切りをつける、そうすらばその分早く新たな発見や体験を得られる。
そうして気づく、何もしないままでいるよりも一歩踏み出すことが大事だと。
第5パート 「新たな挑戦は新たな自分の才能を見つけるチャンス」編
→ 新たな発見や体験をする喜びは人生の進み方を劇的に変える、絶えず変化に対する意識を向けていれば早い段階で危機やチャンスを察知できる。
と…こんな感じにまとめました!
僕自身様々なビジネス本を読んできました。その中で一貫して言われていること、それは”行動に移す”ことです。
これはどんな事にも言えることで、野球をやろうと思いいざやってみるとグローブやバッド、何よりボールが必要だと分かります。そしてさらに本格的にやろうと思ったらベースやユニフォーム、規模を大きくしようと思えばチームメイトを集めよう。
と、こんなふうに手段や手順、必要な道具や知識が明確になっていきます。
しかし、これを読んでくれている方の中には「そもそも野球やった事ないから得意かどうか自信ないし動きが変だとか笑われたら嫌だし…」等々あると思います。
この本に登場する小人たちの様に、知識や経験があるが故に物事を複雑に考えてしまうのが人間です。作中にもあった「問題を複雑にし過ぎないこと、恐ろしい事ばかり考えて我を失ってはいけない」と言う内容はまさに人間の高い知性の副作用とも言えます。とはいえ野球をやれと誰かから言われているのならその気持ちは大いに分かります、ですが”自ら挑戦したい”と思っているのならまずはやって見る事です。
僕自身色々なことをやって上手くいかなかったことは沢山あります。ただしココで重要なのは行動に移したことで僕にはどちらにせよプラスの発見があったという事です。
それは、その挑戦が上手くいったのならその分野は僕にとって得意な事だと”分かった”ことです。逆に上手くいかなかったのならその分野は僕にとって得意なことではなかったと”分かった”ことなんです。
何にせよ上手くいかない時はあります、報われない時間というのは存在します。
ですがそこで止まってしまってはその”発見”を活かすことはできません。
上手くいかなくても工夫し軌道修正しアップデートを重ねていけばその物事は洗練され、より輝きを増していきます。
この本はそんな”挑戦”をするあなたの背中を押してくれる本になると思います!
ぜひ読んでみてください![]()