我々は資本主義社会にいる
資本主義の定義として
生産手段を持つ資本家が
生産手段を持たない賃金労働者を使用して
利潤を追求する社会システムである
これが基本原理とされている
資本の運動が社会のあらゆる基本原理となるのだ
ちなみに
カール・マルクスは著書『資本論』の中で
「生産手段が少数の資本家に集中し
一方で自分の労働力を売るしか生活手段がない
多数の労働者が存在する生産様式」として
「資本主義」と定義している
一方で資本主義社会の到来以前を
支配していたものに封建制度がある
これは完全に主従関係で統治されており
生まれた環境から運命を変えることは
不可能に近いシステムであった
経済学者の原田泰は
「封建社会では人々は生まれたときから
すべて決められてしまうが
資本主義社会では人々は自ら運命を
開拓することができる」
と指摘している
封建社会でいう奴隷の
最下層の類である賃金労働者が
自己資本を出資することで
資本システムから果実を得られる
可能性は解放されている
奴隷が貴族になるという
封建社会の時代では
ありえないチャンスが
24時間与えられている
ただ勘違いしてはならないのは
地球上にある全国家が
資本主義社会の中にあるというわけではない

