個人が住みたい家を見つけたとする
ブローカーに確認を依頼する

 

ブローカーに給与明細を渡して
ローンを組んで住めるかどうかを審査してもらう

彼は画像修正ソフトで給与明細額を書き換える

ブローカーはローン会社へ電話
書類はろくに審査もされず決済が降りてNYへ
そこで区分けしてまとめられる

 

そして投資銀行の元へ行き証券に変わる

実際は最初のローン契約書のままである
ただし証券という名前がつくと商品として売れる

 

証券を格付けする
名前は債務担保証券(CDO)に変わり
銀行同士で売買する

さらに組み合わせて新しい格付けをする

 

銀行はCDOの売買を続け
バラバラにしたり組み合わせたりを継続する
2倍3倍の値で売っていく
そのたびにCDOは厚くなり格付けは奇妙になる

銀行はこれを続けた

 

ローンが滞っても関係ない
欲しいのは証券化するローン書類だった

すぐに売却して利益を得られるからだ

書類の価値は無視

 

借人が返さないと書類は無価値のまま
大勢が払わなくなった場合
ローンはCDOに繋がり危険という認識が
市場に広まりCDOの価値は減少した

無価値のCDOは処分できなくなった
紙切れの元の関係者も存在しない

 

これがリーマンショックの内訳と真実である

 

稼ぎは少ないがマイホームがほしい賃金労働者の欲望

新たな金融商品を欲しがるファンドの欲望

 

どちらも本当は現実的には実現不可能な可能性が高いものを

今は不確かな未来や希望というものに信用を無理矢理つけて

今の瞬間だけの信用を作るという虚構はいつも破綻する

 

しかし破綻するまで

どこの誰もこの欲望を止めたくないので

明るみに出すことはない

 

歴史は繰り返される