こっそり、壮ちゃんと又喧嘩してた、てんです。



結婚して大きく変わったのは、



お互いを理解しあってない、と感じても、それが不安に直結しなくなったこと。



ちょっくら、愚痴で、「もうだめだよ・・・・・?」なんて
あくまで独り言。
壮ちゃんにはそんな事聞かれたくない。
実は、思ってないから(笑)。



そんな事簡単に口走って、誤解されたくない。
口に出した時点で誤解というのかわかんないけど。



へぇ・・実はそれが本音?
って、人間思うもの。
自分は脅しのつもりで言っていても、相手の気持ちには自分が考えてる以上に本音としてとどまっている言葉。
本気で思ってないけど、言ってみよう・・・
浅はかな考えを、昔は持っていたと思う。
小手先・・・ですね。


だから、思ってたんでしょうね。こんなに分かり合えないと、別れる・・・っていう事になってしまうんじゃないか、・・・いつか、って。



でも今はちがう。揉め事はまだまだ多いけど、幸せだなぁと感じるのは、そう思わなくなったことかな~。
それは100%壮ちゃんに対して誠実でいれているからこそ、の自信なのかもしれない。



だから、2人っきりでいるときと、会社で過ごしてる時間は、全然ちがう。

会社にいるときは、昔ほどへこまなくなった、っていうか・・・ひきずらなくなった・・・・というんだろうか・・・表現があっているのかはわからないけど・・・結構しゃっきりしてる。



その代わり、家では心にもやもやがある限り、いつも話し合いの機会を虎視眈々と狙っている。

気まずい雰囲気もいやで、でもすっかり何事もなかったようにも振舞えない・・・。

あんまり連続して話をしたがるとうっとおしいかな、明日仕事だしな・・・とか気遣いながらも・・・・。

でも喧嘩勃発したてのその時はとまんないかもだけど(笑)。



で、そうはいってても、だからといって悲しい気持ちにならないわけじゃない。

もっぱら自分を慰める言葉は、

「大丈夫、お互い愛情がある限り、分かり合える、いつかは必ず仲直りできる。」

「これを乗り越えたら、また夫婦の絆は強くなるんだから!」

泣いてる自分に言い聞かせるかのように、奮い立たせる。

そうしないと、やっぱり心が折れてしまいそうになるんだ。

向き合うのが怖くなってしまうんだ。

先にあるのが、仲直りだと信じれる自分がいても、一人芝居が長く続いたら、

自分自身が折れてしまうんじゃないか、って・・・・。疲れて諦めてしまうんじゃないかって。





向き合いたいという気持ちで、相手に向かっても、

「ああ、お互いに向き合えてるなぁ~」

って感じれることは少なくて、一生懸命伝えようとしても、

伝わってるのか?

うっとおしいと思われてるだけなんじゃないのか?

今をやり過ごすために、仕方なく聞いてくれてるんじゃないのか?



相手の反応がないと、すごく不安になる。

もしかして、2人のためになると思って信じて話してること自体が、間違っているんじゃないのか?

なんて考え始めると、もう言葉も出てこなくて、涙だけだ。



相手の気持ちがわからない・・・・

それほど不安なことがあるだろうか。

私は自分がそうだから、相手には全てをさらけ出せるように頑張っているつもり。

きっと、わたしの気持ちがわからなくて不安だと、壮ちゃんに感じさせたことは少ないと思う。

その分口うるさいとは思うけど(笑)

自分にして欲しいことは、相手にしなくちゃいけない気がする。

相手がそれを望んでなければ別だけど。

でも、私の気持ちを知りたくない、なんていう相手なら、2人の関係は終わってるか(笑)。



実は100%自分をさらけ出す、って昔から出来ていたと思いきや、そうでもなかった。

本当に思っていること全部伝えれるようになったのは、本当にここ2~3年ではないのかな。



ショックな出来事があって、

自分の気持ちが通じてなかったと実感して悲しくなった時、

どうしても相手を否定してしまう自分がいた。

あなたのこの行動が、私を悲しませる。

こんなに辛い気持ちにさせる。

ひどい言葉を言わせる。

カワイイ私でいれないのは、あなたのせいだ。

・・・・と。




責めたてて、相手が何もいえなくなって、

何もいえなくなった相手を何故何も言わないのかと、さらに責め立てる。

それでいて、あなたの気持ちを教えてと・・・

でもその時は必死だった。

そうする事で、相手の気持ちを知れると思ってたからだろうなぁ。

相手の気持ちを知ってからじゃないと行動できない、って思ってた。




察してあげるという気持ちになれなかった。

お互いの気持ちをお互いに話し合うのが当たり前だと。

それが大人でしょ?と思っていた。




自分が饒舌だと、相手も同じように話ができると思ってしまいがち。

相手には相手のペースがあるのに。

そういう意味で、優しくない私だった。



今は少し変われたかな・・・。

それは、壮ちゃんのみが知ることだけど・・・・・・でも、自分の気持ちを全部言えるようになったと思う。



喧嘩の原因を知ってショックだった。

悲しかった。

辛いし、寂しいし悔しいし、腹が立つ。

それはなぜかといったら、壮ちゃんが好きだから。

悔しいけど、大好きだから悲しい。

分かり合えなくて辛い。



「好きだなんていってやるもんか。絶対に!!!」

「直してくれないと嫌いになっても知らないからね。」

「付き合ってられない。どうかしてる。」

「醒める」

意地・・・脅し・・・・蔑視。

愛されたい、という気持ちを、どうひねくったら、こういう態度になるのか。

愛されたいなら、愛したいと思ってもらえる自分になれなければ、意味ないのに。

ひっしでもがいて、逆効果のことをしてた。



あの頃、世の中の正義が夫婦の仲でも通用すると思っていたんだよね。

常識の世界だけで生きたいなら、結婚なんてすべきじゃないんだなぁ・・・

二人のルールを少しずつお互いに歩み寄って作っていくのが結婚なんだよね。

周りの誰にも何もいえない、それは夫婦のルールだから。



私が結局我慢しきれなくなってはじけて泣きじゃくった時。

「傍にいない方がいいのかと思ってた」

と言った。

「私は待ってた。寂しかった」




「てんが言ってることも、後々冷静になって考えると納得できてることもあるんだよ。」



初めて聞いた。

私はそんな風に思ってもらえてると感じたことがなかった。

もうその一言で、私の仲のもやもやは、ぷしゅーーーーーっと音を出してしぼんだ。

喧嘩の原因もショックだけど、そんなことよりも、お互いに理解しあってない、その現実を突きつけられると、

悲しくなる。



心がすれ違ってしまっている。

それが何よりも悲しく、辛いんだ。


それなのに、出来事や事実を責めてしまう。

そこじゃないのに。

自分で自分を不幸にする。




又1歩、壮ちゃんと近くなれた気がして私は本当に嬉しかった。

私を幸せ一杯にしてくれるのは、壮ちゃん。

私を不幸のどん底に突き落とせるのも壮ちゃん。

考えてみたら、私に幸せな思いをさせてくれる人は、それだけ影響力がある人だって事だ。



壮ちゃんに、幸せにしてやりたいって、

思わせることが出来るのは、誰でもない、私自身だ。





又沢山すれ違うかもしれないけど・・・・・

よろしく、壮ちゃん。








お読みいただきありがとうございます(・∀・)