彼ちゃんは、某有名中古本会社の上場のメンバーとして、以前働いてました。

「穴中の穴から血を出してたよ(笑)」

といっていましたが、

「あの頃は楽しかったなぁ・・・・」

といつも言います。

私も、営業会社にいて、プライベートがまったくといっていいほどなくて、

仕事にかける情熱だけで働いていたとき。

あんなに忙しくて、若かったから、まだましだったと思うけど、

39度熱があっても、休むことなく仕事して、胃がいたいのは職業病で・・・なんて、ロイチャンと笑っていたとき。

それでも、あの時が一番楽しかった気がします。





昨晩、

「俺は、やっぱりベンチャーだな。」

といった時、

「好きだね・・・自分をしごくのが・・・」

「うん(笑)考えてみれば、その後の会社なんて、たいしたことなかったよな。」

「でも体調崩してたジャン。」

「うん。」

「それでも、ベンチャーがいいの?」

「うん。」

「そっか、じゃ、そうしな。」

「うん」。

そんな会話をしました。





勝手な希望だけを言えば、

たらだを壊すような会社は、もういいじゃないかと思う部分もある。

私自身、34歳を迎えて、タバコもやめたのに、風邪を引いたり体調を崩したりすると、

やっぱり10年前と比べて回復は遅いように思う。

若い頃なら、体を酷使してでも、学べる物があると思うし、そういう精神を鍛えるのもいいと思う。

でももう30歳の彼ちゃん。

1~2年のスパンで転職を続けていくのなら、ベンチャーにいる限り、常に一番しんどいところに自分をおき、

酷使しなければならないんじゃないか。

上司に恵まれなければ、余計なストレスを抱えるんじゃないか。

と心配になるのは当然だ。




でも、彼ちゃんは、そこがいいという。

だったら・・・・

私は、体を壊さないように、全力でサポートしていくしかないんだろうな。

体を壊して、後々後悔することがあったとしても、

そこに臨む彼ちゃんをとめることはできないな、と思いました。



そして何より、自分の道をしっかりと見据えてくれたことが嬉しかったし、

かっこよかった。

何かを決断したときの男は一番カッコいい。

勿論その後が一番大事だし、しんどいだろうけど。





彼が、目標や道を決めて、何かを成し遂げたのを見守るとき、

私は、どんな気持ちになるんだろう。




でも、何があっても、支えていこう。

一番しんどいときこそ、彼ちゃんに一番厳しい自分でいたいと・・・・

思ったのです。





これからの未来を、私たちにとって、成功も失敗も含めて、

受け止めて、作り上げていこう、と思った嫁なのでした。





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