結婚してから、






私たちは、すごくいい方向に変われたと思っています。






籍を入れるまでも、一緒に住んで、生計を共にし、でも、もう子作りもしていて。






紙一枚、書いたから書かないから、そんなに変わんないでしょ、って思ってました。






そりゃ、区役所に行ったりすればそれなりの感慨はあるのかなとは、思ったけど。






でも、違ったんだなぁ、・・・・そんなもんじゃなかったって今は感じます。






結婚の本当の効果?は別のところにあったんだなぁ、って。






もうすでに(この記事を)書きながら、嬉しくて泣きそうなんですけど・・・(笑)






昔よりも、今現在のほうが、本気で受けとめてもらえてる気がします。





考え方によっては、お互いがお互いを浮気者と、思ってたから、ごく一般的な、信用が出来たのかもしれないですけど(笑)






結婚前、喧嘩をすると、いつも彼ちゃんを無言にさせていました。





私は言い回しがきついんですよね。多分。






基本的に感情をぶつけるというよりは、淡々と論理的に話を進めて行きます。






だって目的はストレスの発散ではなく、問題点の解決や、改善だからです。






どんなに感情的になっても、一番大切なことから、目を背けても、また同じことの繰り返しになってしまう。







時間と、労力の無駄です。







やらなければ、変わらないんだから。





実際、間違ってないとは思うんですけど・・・・・でも、そう言うみもふたもない態度がより一層、冷たく感じてしまうんですよね。





彼ちゃんに限らず、そうだったのかな・・・・なんておもったり。

















彼ちゃんと生きていくって自分の中で決めてから、





ずっと同じ気持ちで、彼ちゃんに接してたけど・・・・・






どうだっただろう?





無言にさせてた、って言う時点で、それは愛情として受止めてもらえてはいなかったんじゃないか、と思う。





2人が幸せになるために。





きつい事を言っても、








それは、私達が幸せになるための1歩だよ。






あえて、それと向き合うために伝えていたつもり。





時には、泣きながら訴えた事もある。





なんで伝わらないんだろう、何がいけないんだろうって、悩んだ事も数え切れないほど。












『うるさいと思われてるんだろうな。』





言った後に、悲しかったり。






『人に厳しく、自分に甘くじゃん、って思われてるかな。』





人に言うからには、自分は逃げちゃいけない。

自分の人生の中で、起きる出来事は、あえてしんどい方を選択したり。





『そのうち、嫌われるんじゃないだろうか・・・・・』





って思ったり。




言おうと思ったけど、勇気が出なくて、でもやっぱり、なかった事には出来ない、ちゃんと向き合わなきゃ、って、意を決して伝えたり。




大好きな人だからこそ、大切な人だからこそ、その人のためになる事は、仮に、相手が傷ついても、私が言うべき。




そこに愛情があれば、いつかきっと分かってくれるはず。




でも、多々揺らぎました。




結婚をしてからも、彼ちゃんを信じて任せようと、何も言わなかったり。




でも、違うんじゃないかと思うときは頑張って伝えたり。




私自身も、その行動に自信が持てずにいた気がします。




頭で考えれば、もちろん何が正しいのか、判断できます。




でも、人間の心って言うのは、正しい事、間違ってる事だけで簡単に割り切れることだけでもないから。





私が彼ちゃんを好きである限り、この不安はなくならないのかな、と思ってました。















でも、この間のお誕生日、彼ちゃんは言ってくれました。






『てんに、言われたから、怒られたから・・・・(笑)考えたんだ。真剣に。自分のやりたい事はなんなのかって。』





彼ちゃんは、将来に悩んでました。




性格には、悩んでいたというより、目標を失っていました。





今回の転職も、結婚という1つの転機で。






私と、





いずれ生まれてくるであろう、子供、家族の事。







安定した収入を得るなら、大企業に。







しかし、やりたい仕事をするなら、大企業では出来ない。






そして、やりたい仕事の、その先に何を見ているのか?







以前は、全てが『独立』に繋がっていたけど、そのための経験であり、転職だったけれど。







色々な事を経験して、考えも変わり、求めるものも変わっていく。






変わって行きながら、その先が見えていませんでした。






『経理から、税理士や公認会計士って言う風に進むのが自然なんだろうけど・・・俺のやりたい事は違う事なんだよ、きっと。』






彼ちゃん自身も、分からなかったんだと思います。





でも、生意気を承知で彼ちゃんに言いました。





『今の時期は凄く大事な時期だから。貴重な時間をもっと大事に使わなきゃいけないんじゃない?どんな道を選んでも、私は全力で応援するし、一緒に頑張るし。だけど、彼ちゃんが迷ってたら、ついてもいけないし、頑張りようもないよ?分からないなら、分からないままにしたらいけないと思う。分からない事を、もっと突き詰めて、少しずつでも解明して、今どう行動するかを考えるべきだと思う。』





いままでも、聞き流したりはもちろんしてなかったと思う。






だけど、それについてどう思うかとか、そういう話にはあまりならなかった。





彼ちゃんが自分の中で考えたり、答えを出したりしてたんじゃないかと思う。





でも、29歳のお誕生日に初めて、ちゃんとそういう風に伝えてもらえて、






私は凄く嬉しくて、びっくりして・・・、そして、泣き出しそうになりました。








(つд-。)イカンイカン、ココハソバヤダ。








なんだか、そういう意味で、初めて妻と認めてもらえたような、そんな気分でした。







『もう、私なんでもやっちゃうよっo(≧▽≦)o!!!』








そんな気分でした(笑)。








ちゃんと向き合えるって、こんなに嬉しいんだ。

ちゃんと受止めてもらえるってこんなに嬉しいんだ。




私達は、運命共同体ですからね。




彼ちゃんが、頑張るときは私も頑張るし、

苦しいときや、つらいときも一緒につらいし。

幸せなときも一緒に過ごすし。






彼ちゃんに私が厳しいことを言ったときは、

私にも跳ね返ってきますから。







言葉だけでは、100%信じきれなかった部分、人の気持ちは永遠じゃないという不安。

それは、ある種、自分自身の自信のなさでもあるんだろうけど。

『結婚』によって、真剣み?というか・・・・2人でやっていくんだっていう、

そういう意識が強くなった気がします。









『MBAを取るって言う事が、俺の目指していく方向なのかな?』

『うん(・∀・)』

MBAが凄く難しい、っていうの位は私も、分かります。

もし、外国に行くなら、お金も一杯かかるんだろうし。

現実としてどうなるかなんて、もちろん分かりません。

でも、目標を持たずに迷って言うよりもよっぽどステキで、

行動が明確になります。

私にだって、何かは出来るはずです。

でも、彼ちゃん自身に目標がなかったり、方向が決まってなかったりしたら・・・・

私も、どうしていいか分かりません。

でも、うっすらでも見えてきたなら、

大丈夫。












これから先も、2人の絆があれば。

そう思えた、お誕生日でした。








お読み頂き、ありがとうございます(・∀・)