朝、目覚ましがなって、リビングに来たら、





第一の難関








『・・・・・・寒い( -_-)』





アクマ
無理。




と思った私は、エアコンのスイッチを入れて、


又布団へ。




アクマ
『このまま寝坊しちゃえば、言い訳として成立する(´ω`)』







なんて考えながら。




でも、起きました。


7時半。




『行きたくない・・・』



パジャマのまま、ソファーにより掛かってうなだれていたら、


彼ちゃんが起きてきました。


『お前、間に合うのか?』

『・・・・・・大丈夫じゃん?』


大人ですからね、どれが正しい答えか、

わかりますよね。もちろん。

でも、


アクマ
まぁいいか。




アクマ
これくらいいか。





アクマ
先でいいか。





アクマ
謝ればいいか。





アクマ
ばれなきゃいいか。







そういう気持ち。みんな持ってますよね。





アクマ
寝坊したふり、ばれなきゃいいか。









ハート天使
でも、そんな私ダサい。


うざい。


もし逆の立場なら?


彼ちゃんがそんなこと思ってて、口にしたら?


たぶん叱る。烈火のごとく怒る。



ばれなきゃいいか、って、彼ちゃんがやったら?



そういう弱さに勝てなかった彼ちゃんを情けなく思って、すごく悲しくなるだろう。


それて、全てを嫌いになる事はないかも知れないけど、

そういう人を尊敬できないだろう。







アクマ
もし、彼ちゃんが深く突っ込まなければ、

ばれない・・・、本当に寝坊だと、言い通せるかもしれない。








けど、気付いたら???

心の中で、本当に寝坊なのか?ただ行きたくないだけじゃなかったか?卑怯な奴だ。








(o´_`o)






・・・・・・・・・・じゃぁ、自分がそう思われるのはどう?逆の立場だったら?








(´・ω・`)・・・・







ハート天使
絶っっっっ対嫌だ。









ハート天使
絶対っっっっ嫌だ!!!怒










それに・・・せっかくのお休み、

他人はごまかせても、自分のなかの後ろめたさは・・・

消せません。






大好きな人と純粋に一緒の時間を楽しみたいから、自分に正直に。






そして、やっぱりずっと支えてくれてた彼ちゃんを裏切る訳にはいかないと

思ったんです。






私を思ってくれるからこそ、


疲れた体に鞭打って、寝る間を削って勉強を教えてくれたこと。

応援してくれていたこと。

悲しそうな顔をさせたくないし、嫌われたくないし、尊敬されたいし・・・



なにより、

何かあったときに彼ちゃんを支えるためにも、

私は強くなければいけないと思う。

嫌なことから逃げ出す負け犬にはなりたくない。






それが、彼ちゃんを愛する姿勢だと思っています。






お互いに間違った道に進みそうになったら、


真剣に叱ってもらえるようでいたい。



いつも、一緒に笑っていたいから。



小さな小さなことですが、実はそのことを告白したとき、

ちょっと泣きそうなてんでした(笑)。




でも、正直に伝えて、試験もちゃんと受けて、清々しかったです。


よかったなぁ、って思いました。


彼ちゃんが

『でも、必死にやり始めてから、3日くらいで、あんだけ仕訳切れんだから、仕訳だけ切ってりゃ受かるよ。』

って言ってくれました。



寝坊し(たふりをし)て、試験をすっぽかしたら・・・・・・、

それでも彼ちゃんは、私を褒めてくれただろうか???






めんどくさいからといって、卑怯な自分に目をつぶって、

愛する人に『卑しい自分に気づかれるんじゃないか』とドキドキして・・・・・

情けない、格好悪い、ダサい自分に自己嫌悪して・・・・・

微妙な気持ちで休日を過ごすか。

ううん、本当は、その日だけじゃない。

周りにどう繕おうとも、自分だけは知っている、

卑しい自分。

ずっとそういう自分を背負っていかなくちゃいけない。

それも、私にはしんどいんだ・・・多分。




邪な考えを

自ら断ち切って・・・・

努力せずに試験を迎えてしまって、恥ずかしい結果を出してしまうであろう

自分を受け入れ、

あえて、その自分を身に沁みて感じるために、

試験を受けに行く。

でも、そこには愛する人の

失敗してもずっと傍で応援してくれる笑顔と・・・・

それがあるからこそ、

何度でもチャレンジできるって言う安心感。


何度失敗しても、

ずっと見守って応援してくれるって思える人が傍に居る。

だからこそ、その人のためにも、頑張れる。





そんな存在に、私もなりたい。






小さなことが出来ない人は、

どんな目標も達成できない。

小さなことの積み重ねが、小さな成長で、

大きな挫折を跳ね返す力になるんだから。

だらこそ、小さなことにこそ、厳しくいなきゃいけないんだよね。








お読み頂き、ありがとうございます(・∀・)