昨日、ザーサイチャーハンを作ろうとしたら、


彼ちゃんが横に来て


『ごめんね。』


『なんで?????』


『ご飯・・・・・作らせて・・・(´・ω・`)』


と言われました。




大工さんバイト(彼ちゃんパパの仕事のお手伝い)を再開して、2日目。

彼ちゃんは全身筋肉痛です。

どれくらいひどいかって言うと、全身が炎症を起こして、体温が上がってるくらい・・・・。

熱があるんじゃ!?と思うくらいです。

経験ある人おられますか(笑)???





『二人とも働きはじめたら、いつも私が作るじゃん(笑)?いんだよ、やすんでて(*^▽^*)』


動くのもしんどそうですから・・・・・・。



でも、具を炒めるときに手伝ってくれました。


こういう事って、大したことじゃないと思いがちなんですよね。





でも、すごく嬉しい事なんです。


有り難いなと感謝できるんですよね。







自分がご飯を作ってるとき、出来上がる直前くらいには、彼ちゃんに、ダイニングテーブルの上を片付けたり、


そこにお箸やランチョンマットをセッティングしたり


して欲しいなと、思ったりします。


で、もちろん、お願いしたりもするわけです。





2人とも働いて帰ってきて・・・・・

でも、(以前の状況なら)彼ちゃんの方がずっと早い時間から働いてるんだし、


たっぷりのストレスを心身に溜め込んで
働いてるんだし(笑)

おうちでは、ゆっくりしてもらいたい

私の作るご飯で癒してあげたい・・・・。

そういう思いがあって、私がご飯を作るわけです。

でも、その反面、

そういう気持ちに気づいて欲しいし、それが愛情なんだってことを分かって欲しい。そして、分かってるんだよ、と伝えて欲しい。


仕事で考えると分かると思います。会社のために、仕事に対しての、責任、正当な評価を受けたい、努力の結果を認めて欲しい。

それが出世だったり、昇給だったりの形で評価を受けるから、頑張れるんだと思うんです。褒められて、より奮起して、努力して・・・・・。

きっと、自分の努力は評価してもらえてる、って・・・・なんのリアクションもなかったら、面白くないのは、普通の人間の感性だと思います。

どんなに付き合いが長くても、お互いを理解しあっていても、なんのリアクションもなかったら・・・・・?




だから、とは言わないですけど

『私がご飯作ってるんだから、少しでも早くご飯が食べられる方がいいだろうし、セッティング位はしてほしい』って言う気持ちがあります。


Give&takeであり、自分を認めてほしい、っていうことだと思います。

でも、Give&takeって言ったって、50/50 でなくても、全然構わないのが、『女』でもあるわけで・・・・・

これって母性のなせる業なのかな・・・って思ったりします。

だって、ご飯を作る事と、ランチョンマットを敷くことは=じゃないですから。

あっ、もちろん絶対的に、男の人のほうが仕事が大変だっていうのも分かってるから、って言うのもありますよ。

だから、働いてきてくれる彼ちゃんに感謝の言葉は当然、伝えます(・∀・)





そういういろんな思いも踏まえて、


言われる前に気付いてほしい、って言う気持ちもあります。


直接的な言葉がないなら、相手が気付く、相手に伝わる行動を。






やってよ!ってお願いしてから、してもらうのでは、そこに思いがあるのか、わからないからです。

『うるせーな、そんくらい俺がしなくてもいいだろ?』って、仕方なく嫌々やっているかもしれないからです。仮に、それで険悪になったり、相手が不満を募らせるようなら・・・・・

ランチョンマットを敷くだけのことで、嫌々してもらう位なら、自分でしいた方がマシです。

でも逆に言えば、ランチョンマット1枚、敷いてあげるだけで、機嫌よくご飯作っていられるんです。



凄くわがままのように見えると思うのですが、

全ては『心』、全ては『思いやり』に繋がるものだと思うんです。

そういう小さいことが、自分のことを思ってくれてる、気遣ってくれてる、って感じるコトが出来るんです。

そうしたら、愛情の気持ちから彼のために疲れて帰ってきても、嫌な顔せずご飯を一生懸命に作る、自分の存在価値を、愛してもらえてる、と捕らえる事も、感じる事もできると思うんです。





だから、先日、彼ちゃんがご飯を作ってくれてたときに、

『ゆっくりしてていいよ』

と言われ、本当にゆっくりしてしまって、

テーブルセッティングもせずにのうのうとしていた自分にハッとして、

『いかんいかん、セッティングしなきゃ!』

と慌てました(笑)。

自分がしてもらって嬉しいのに、逆の立場に立ったらのうのうとするなんて、イケナイイケナイ(;´▽`A``




私が思うに、

『感謝』はキャッチボールなんですよね。

日頃当たり前すぎて忘れがちな、彼は毎日働いて、(自分よりも)たくさんのお給料を稼いできてくれているということ。

それは、男として当然と本人は考えるかもしれないけど、家族の、妻の、子どもの為だって事。これって、深い愛情だという事。

彼のためにご飯を作る、これが、感謝・愛情を投げ返した状態。

ランチョンマットは、さらに返した状態。

『おいしいよ、ありがとう』って伝える事も投げ返してくれてる事。





どっちから始めたとか、どっちが多く返したとかではなく、

次第に、見返りぬきで感謝のキャッチボールを投げ、返していく中で、

思いやりをお互いにもてて、愛しい気持ちになっていく、って言う事なんです。

『自分のために、愛情を持って接してくれる相手』

を大切に愛しく思っていくのだと思います。

そして、そこにかけがえのない相手という、ある種の絆ができていくんだと思います。

キャッチボールしなくても、マイナスにならない状況ではいれるかもしれない。お互いにそれを不満に思うことがなく、お互いにそれを求めなければ・・・・。

でも、キャッチボールなくして、絆は生まれないと思います。




私のブログを見て、仲良くていいね~~とか、

優しい彼ちゃんでいいね~とか、

てんてんさんは偉いね~とか、

色々とお褒めの言葉戴いたり、

ご自分のパートナーはそうじゃない、

自分はそうなれない、

って言葉を伺うことが多いですけど・・・・。



私達2人とも、元から出来た人間ではございません(笑)。

どちらからか、始めた場合・・・・

きっと最初は、感謝というボールを投げっぱなしになってしまう事が多いと思います。

受け止めてくれない。

受け止めてくれるけど、返してはくれない。

でも、相手を思う気持ちから諦めずに投げ続ける事で、

いつか返ってき始めて・・・・

返って来る、返してくれる相手に、さらに感謝できるのだと思います。

投げるかどうかは、自分が決める事ですけど。






『すれ違い』

って、最初は本当に小さなことで・・・・・

でもそれから、知らぬ間にどんどん大きくなって、

修復できないくらい、難しくなってしまう。

自分のことを理解してくれてないっていう認識は、どんどん増やして・・・・・・むしろ、かってに増えて行きます。




だから、普段の小さなことが凄く大切に私は思うんです。

今、彼ちゃんが私を大切にしてくれるのも、愛してくれるのも、

私を理解してくれようとしてくれてるのも、

最初は、小さな感謝からで・・・・・・

その小さな感謝をきちんと伝えた事からだったから・・・・・・。




今日も明日も明後日も・・・・・

小さな感謝をコツコツと。

彼ちゃんとの幸せな日々のために・・・・・・





お読み頂き、ありがとうございます(・∀・)