22時15分・・・・
『てん・・・』
『彼ちゃん（≧▽≦）
』
『ごめんね、遅くなって・・・』
『ううん、いんだよ、お疲れ様～、今終ったの？』
『いや、今終ったって言うか・・・・もうとっくに終ってたんだけど・・・』
『え？』
『部長に拉致られて飲んでたんだ。』
『・・・・・・。』
『だから、今もう横浜だよ。ごめんね、怒ってる？』
『怒ってないよ、でも横浜なら、連絡（メール）くれたらよかったのに。』
『ごめんね(´Д｀；)、でも大丈夫、お腹はちゃんと空いてます(*^-^)b』
御飯炊く時間が全然足りないよ。
横浜からじゃ、10分くらいでついちゃうんだもん。
『部長が連れてったのに、1600円取られた。てんが作ってくれたお弁当の節約分で、銀座スイーツ買ってあげようと思ってたのに・・・・。』
『ありがと、気持ちだけでも十分だよ(*^▽^*)』
お弁当は健康と彼ちゃんが自分のために使って欲しいから。
銀座スイーツは凄く嬉しいけど、
銀座スイーツも、会社で貰うお土産のお菓子一個でも、おんなじように嬉しい。
心の中に、私がいるって知れる事が
一番嬉しい。
どうしてこういうことを書いたかというと、
昨日、お弁当要らないよ、って言われたのに、
急遽、朝お弁当を作った事。
そしたら、
『てん、ほんっとごめん!!!今日、お弁当食べられなかった・・・』
といわれた事。
『・・・・・・・・・。』
仕事が忙しいなら、仕方がない。
むしろそんなにしてまで、仕事頑張ってきてくれて、
ありがとう、ご苦労様だよね。
でも、私の顔の曇りに・・・彼ちゃんはすぐ気づく。
『おれ、晩御飯にお弁当戴くからねっ（・∀・）ｂ』
『いいよ、御飯炊き立てのあるし。』
でも彼ちゃんはお弁当を食べてくれたのです。
膝枕を喜んでくれて
くしゃくしゃの笑顔を向けてくれて、
『たまにはこうしたいんだ』って、後ろから抱きしめて寝てくれて
日々私を早く完全に養いたいと仕事を頑張ってくれて
沢山キスをくれて
なのに、ちょっとでも不安を感じてしまった自分が・・・・
嫌で。
すぐに、思いなおせるんだけど、昨日あんな夢を見たからか・・・・
やっぱり、彼ちゃんにもうしわけなくて・・・。
あなたは、これでもか、ってくらい
優しいのに。
私は、ちっちゃい。
それが、切ない(ﾉ_-｡)
片思いじゃないのに、こんなに、1人の人に影響される。
片思いの人からの影響は、
自分よがりだから、一方的に感じるだけで、
一緒に何かを作り上げていく的なものはない。
けど・・・・
彼ちゃんとの間に、お互いがお互いを必要だと認識していて、
満たされて
それでもなお、こんなに切ないのは・・・
やっぱり、ダイスキだからって事でいいかな、
彼ちゃん。
こうやって書いたら、昨日の事は許してくれちゃうだろうって・・・・
打算的な女も、嫌いじゃないでしょ？
ね？
＊平助は、たち飲み屋の名前です
お読み頂き、ありがとうございます（・∀・）