22:30・・・・


お店をでて、彼ちゃんに電話・・・携帯


つながらない。


手紙『まだ仕事?先に帰っといたらいい?目黒に迎えに行こうか???』


以前、とある事がキッカケで、彼ちゃんの携帯にはGPSの機能『今何処サーチ』がついています。


210mまで、場所を確認する事ができます。


かけてみたら、まだ会社でした。


結構便利なんです。


この機能を使って、電車で出られないのか、だとしたら、飯田橋に向かってくれているのか・・・・


飯田橋で待つべきか、目黒に向かうべきか・・・・


家で寝てるのか、が分かるので。


ああっ!!!


『今日は飲み会なんだっけ???先に帰ってるね。行くんでしょ?』


忘れていたので、慌ててメールしました。




ところが、寝ても冷めても電話もメールもありません。


ご飯どうするんだろう・・・?


飲みに行くなら食べてくるんだろうし、行かないなら(仕事してるとしたら)ご飯作っとかなきゃだし。


行かない、みたいな事言ってたから、仕事してんのかなぁ・・・・?





最初はそんなことを思いながら帰宅していたのですが・・・・・


だんだん昔の事を思い出してきてしまい・・・・


どうして電話に出ないんだろう・・・・


メールもくれないんだろう・・・・





また、朝まで電話はつながらないのかな・・・・・。


そんなわけない、昨日『結婚したいなぁ』っいってくれて、


最近は、凄く私を大切にしてくれて、努力してくれて・・・


それなのに疑うなんて・・・・


でも、じゃぁどうして?


電話もメールも出来ない理由が思いつかない・・・。




飲みに行くなら、『今から行って来る』の連絡があってもいいはず・・・・





それから、1時間・・・・。


4回も電話を鳴らしてしまいました。


駅から、家までの歩いている間も


あのときの不安が甦り、涙が出てきます・・・・・。



『もう嫌だ・・・・。』






家についてから、


メール。


『どうして電話出てくれないの?電話は会社に置いたまま?呑みに行ってもいいから、連絡して。苦しいよ。』


ひざを抱えて、ずっと待ってました。


あんなにおなかが減っていたのに、ご飯のことなんて考える事すら出来ません。


『煙草・・・すおっかな・・・』


8月から禁煙して、4ヶ月。


禁煙を挫折してしまうのは・・・・煙草が吸いたくなって我慢できなくなってではなく・・・・・・・・・・・


いつも、精神状態が不安定になったときです。




つまらない喧嘩。


『どうして、禁煙する辛さは、男でも女でも一緒なのに、子供を生むから・・・って理由で、私だけが我慢しなきゃいけないの、馬鹿馬鹿しい・・・・・』


そういう気持ちになって、吸ってしまっていたんです。


ようは、あてつけです。




でも、私は今回の禁煙で約束していました。


『これからは彼ちゃんの赤ちゃん産むために・・・。くだらないあてつけで禁煙を止めちゃう様な事はしないよ。煙草吸ったからって、何の解決もしないもんね。』


何があったわけでもないのに、あの決意を意味のないものにはできない・・・・。


彼ちゃんを信じて、とにかくまとう・・・・。


不安でも、信じて待つことが、私には必要なんだ。



時計は23:30を回っていました。


今帰って(連絡が)こなければ・・・・有楽町線の終電には間に合わない・・・・。




携帯ブルル・・・・・



『もしもし・・・』


『ゴメン!!盛り上がっちゃって・・・電話もメールも出来なくて・・・』


『今何処?』


『今から帰ります・・・』


『何処にいるのっ?』


『ああ、目黒だよ、駅だよ。ゴメンね。』


『もう・・・心配するでしょ・・・馬鹿、早く帰ってきて。』


がチャッ携帯




ば、ばかたれっ!!ひーん・・・(T-T)




『ごめんね、すげー盛り上がっちゃって、最近ストレスも溜まってたから・・・・。気心知れてるし、ついつい愚痴っちゃってた。電話もメールも返せてなくて・・・。でもやましい事は何もしてないから、許してね。』





わかってるよ・・・


普段から、会社の部下や上司の事でストレスも溜まってて、でも、転職や今後の事を考えて、一生懸命やってくれてるのも


我慢してくれてるのも・・・・


だから、だからこそ、ゆっくり呑んできてって、いってるんだし・・・・・。


私では発散できない事も(仕事の全てを理解するは難しいだろうから)あるだろうし・・・


呑みに行く事を反対なんてコレッポッチもしてないよ。


なのに、それでも行かないって言うから・・・・。


最初から『たまの事だし呑んでくるから』、っていってくれれば、せめて、『今から呑んでくるね、やっぱり』そう言ってくれたら、そんなに不安にもならないよ・・・。





わたしは、情け無くなってしまいました。


彼が私に気を遣うこと無く甘えられないのは、私が原因です。


言い出せない空気を出している事がこういう結果を招いています。


手紙『許すとか許さないとかじゃないよ。私をもっと理解してもらえるように、努力するね。心配要らないから、早く帰ってきてね』


帰ってきて彼チャンは、


『ごめんね。』


といって抱きしめました。


ホッとして、又涙が出てきます。


もう彼ちゃんを失うのは嫌なんです。








ダメって言ったら、やりたくなるのが人間です。


そして、ダメって言われたら隠れてしようとしてしまうのも人間です。


隠される事は、私にとって、一番、なによりも悲しい事です。


信じたいという気持ちが、揺らいでしまうからです。


言ってくれれば、何とか消化できる気持ちも、


隠されると、残ってしまいます。


事後報告は、その時私の存在が飛んでしまっているんだろうな・・・


と感じてしまうんです。


だから、頭ごなしに反対しない私のスタンスを彼ちゃんに行動で示していこう・・・


と思って行動してきたつもりです。


・・・・・・・・まだまだ足りないって事なんだと思います。



何もないときの絆は強くて当たり前です。


自分が、不安になったとき、疑いの気持ちを持ってしまったときこそ、


試されるのだと思います。


昨日、信じてる、大切だとBLOGに書いても翌日にはこの通りです。




もっともっと、彼ちゃんのことを分かりたい。


私のこともわかって欲しい。





頑張るよ、彼ちゃん。






お読みいただき、有り難う御座います(・∀・)