大好きな宝石の中に


パライバトルマリンがあります。



私の人生を変えた宝石です。


あの時、パライバをみて買わなければ、いま私は実家で


結婚して、主婦になっていたのでしょうか?



沖縄やハワイのような南国のきれいな蛍光の海の色。


鮮やかな水色。


女性だけでなく男性も、その魅力に落ちます。











写真では語れない、美しさです。


ブラジルのパライバ州という所でしか取れず、最近は採掘の見通しがたたなくなってきたと。


発見されてまもなく『幻』の名を受けました。





新しい高山も見つかったらしいですが、色味が薄かったり、緑が強かったりと


色々のようです。

最初に買ったリングはなくしてしまいましたが(給料3か月分ほどでした)


『厄払い』


と言って私の身代わりになってくれたんだと、宝石屋さんでは言います(笑)


働けば、宝石はまた買える・・・・


素敵な出会いを逃さなければ。

2つ目のパライバはメンズのネックレスという事もあり彼氏の首に時折ぶらさがっております。

私が彼を好きな理由の一つとして、

彼が宝石を好きになってくれた人だという事。

彼が自分で自分にアレキを買ったとき、

その感受性に、感動というと大げさですが、

嬉しさを感じました。

別に、宝石の良さを分かってくれないから付き合えない、なんてこと

はありません。

でも、好きな音楽が一緒、きれいな絵を見て感動、

美味しいものを食べて幸せを感じるのと一緒で

同じものを好きになってくれる、

私の中で最も尊い宝石をすきになってくれる 

その感情をもちあわせてくれた彼を、

もっと好きになるのは当然のこと。

お客様の中にも、『母から譲り受けた』『祖父の形見』など、

宝石を受け継ぎ身に着けている方が大勢おられます。

いつか、結婚して、子供がうまれたら、

男の子でも、女の子でも、彼の誕生石(ダイヤ)を買って、

大人になったらその子に受け継いで欲しい。

『愛している』証を、その子達に残したい。

形の変わらないものにたくして・・・・・。

宝石自体は、全く換金性はありません。

よく間違った知識として、質屋に持っていったら二束三文だった、

=騙された

という話を聞きますが、当たり前のことです。

地金(プラチナ・金)の分にしかなりません。

換金を考えて、購入するなら、地金を買うほうが賢明です。

でも・・・・

私が受け継ぐなら、現金よりも、母と過ごした宝石の方がいい。

母には、

『お金なんて一切残さず使ってしまっていいよ、今楽しめること、幸せになれることに』

と言います。

まぁ、どうしても残ったら引き受けますが(笑)。

自分達で苦労して稼いだお金です。

自分達の為に使ったらいい。

どんな形であれ。

私達(私と妹)は、私達を育ててくれたことだけで十分感謝しているし、

お金をのこして欲しいなんて、これっぽっちも思ってません。

でも、思い出のつまった宝石は、大切に身に着けて、

また次の世代に、

『おばあちゃんが大切にしていたお守りだよ』

と残したいと思います。

私の祖母は、今も尚現役の宝石&着物の営業マンです。

沢山の着物を持っているけど、あまり娘、孫とも欲しがらない

と言います。

私は着付けが出来ないけど

きものが好きなので、欲しいと言ったら、

『全部、あげる。』

と嬉しそうにいわれました。

大切にしてきた、自分のものを大切にしてくれる、

それが嬉しいのでしょうね・・・・

でも、なかなか、着る機会自体がなぁ・・・・汗

銀座のママとかなれないかなぁ。

むりだよな、お酒飲めないし・・・・・(笑)

お読みいただき、有り難う御座います(・∀・)